米ロビンフッド、ビットコイン・イーサリアム投資信託の取引を提供
GBTCとETHEが上場
米大手投資アプリのロビンフッドは6日、暗号資産(仮想通貨)投資信託の取引を提供し始めた。
新たに提供するのは、米最大手仮想通貨運用企業グレースケールが提供するビットコイン投資信託(GBTC)とイーサリアム投資信託(ETHE)。
GBTCは世界最大規模のビットコイン投資信託で、運用資産が3.2兆円に及ぶ。また、ETHEはGBTCに次ぐ規模のもので、1兆円を超えている。
GBTCとETHEは米国の主要OTC市場に上場しているほか、大手グローバル取引所FTXでも取引されている。
ロビンフッドは最近銘柄の新規上場を加速させている。先月は、ソラナ(SOL)、ポリゴン(MATIC)、シバイヌ(SHIB)、コンパウンド(COMP)の4銘柄の新規取扱を実施した。
投資信託とは
投資信託とは、投資企業が多くの投資家から集めた資金を一つにまとめて、国内外の株式や債券などに分散投資を行い、その運用成果を投資家に分配する1つの金融商品。
グレースケールでは、私募という「資金調達」のプロセスは適格投資家に限定されており、発行された投資信託の株式(GBTC等)は二次市場(OTCマーケット)で全てのトレーダーに取引されている。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します