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米Valkyrie、仮想通貨アバランチ(AVAX)投資信託をローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アバランチの投資信託

米暗号資産(仮想通貨)投資企業Valkyrie Digital Assetsは4日、アバランチ(AVAX)の投資信託「Valkyrie Avalanche Trust(VAVAX)」の提供開始を発表した。

この投資信託はアバランチのみを運用するもので、AVAXのステーキングを活用して、投資家が報酬を受け取る仕組みを導入。適格投資家のみを対象にしており、必要とされる最低投資金額は約320万円(25,000ドル)。

適格投資家とは

専門的な知識や経験を有するプロの投資家で、法律が認めた投資の専門家を指す。証券会社や投資信託委託業者、銀行、保険会社などが該当し、投資のプロであることから、法規制の適用が一部除外されている。

Valkyrie社は米国で2つ目のビットコイン先物ETF(上場投資信託)を昨年10月にローンチした企業として知られ、ビットコインのマイニングセクターをテーマとしたETFや、ビットコインを資産として保有する企業のパフォーマンスを追う「Valkyrie US Innovative Balance Sheet ETF」などを提供。

非上場の投資信託としては、ビットコイン(BTC)、ポルカドット(DOT)、アルゴランド(ALGO)、ダッシュ(DASH)、トロン(TRX)、ジリカ(ZIL)の6つのシングルアセット型ファンドを提供するほか、DeFi(分散型金融)やPoS(プルーフオブステーク)銘柄に投資するマルチアセット型ファンドを2つ提供している。

ETFを管理するValkyrie Fundsと、投資信託を管理するValkyrie Digital Assetsの親会社に当たるValkyrie Investmentsの運用資産残高(AUM)は、22年2月時点に約1,300億円(10億ドル)を超えている。

関連:米Valkyrie、ネム・シンボルプロトコルの800億円相当の財務を監督へ

アバランチとは

アバランチは高速かつ低コストなトランザクションを特徴としたdApp(分散型アプリケーション)構築用のオープンソース・プラットフォーム。20年9月にメインネットをローンチしたアバランチは、21年4月に実施した流動性マイニング・プログラム「Avalanche Rush」をスタートして以来、急速に存在感を高めている。

関連:アバランチ(AVAX)開発企業、440億円の資金調達を実施中=報道

22年3月には、アバランチ上に個別のブロックチェーンを作成できる「サブネット(Subnet)」の普及・発展を目的とした最大340億円規模(400万AVAX)のインセンティブプログラム「Avalanche Multiverse」を開始。

アバランチの開発を主導するAva LabsはValkyrieやJump Crypto等と共同で、本人確認機能を備えたブロックチェーンをサブネット上に構築する計画を明かした。規制下にある企業のDeFi(分散型金融)の利用促進を図っている。

関連:仮想通貨アバランチ、340億円相当の報酬プログラムを開始

関連: 初心者でもわかる|Avalanche(アバランチ)の特徴と仕組みを解説

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