米コインベース、流動的ステーキング「Alluvial」を支援

Alluvialのバリデータに

米仮想通貨取引所コインベース傘下のCoinbase Cloud(コインベース・クラウド)はステーキングソリューション企業Figmentと提携し、流動的ステーキングのプラットフォームの開発をサポートすることを発表した。

サポート対象はAlluvialというプラットフォーム。Alluvialは既存の流動的ステーキングサービスが機関投資家や企業の需要を満たしていないことを背景により適したサービスを構築することを目的としている。まずは、イーサリアム(ETH)のステーキングに対応予定。

流動的ステーキング(リキッド・ステーキング)とは、資産をステーキングしながら、さらにその資産を活用できる仕組みだ。ユーザーはトークンを預けて、それによりステーキング報酬を得ている間に、同じ価値の代替資産(ステーキング証明トークン)を他のDeFiプロトコルで使用して、さらなる利回りを得ることが可能になる。

コインベース・クラウドはブロックチェーン開発者向けに、仮想通貨のトレードや保有、ブロックチェーンデータ、ステーキングのような機能にアクセスできるプラットフォームを提供。今回、Alluvialを支援することで、コインベース・クラウドとFigmentはAlluvialプロトコルのバリデータになり、Alluvial上でステーキングサービスを提供することになる。

コインベース・クラウドは4月下旬にも、ポルカドット(DOT)とクサマ(KSM)の流動的ステーキングのサポートを開始した。また、Figmentはステーキングソリューションのインフラを提供する企業で、4月28日にコインベース・クラウドなどとともにソラナ基盤のオラクル「Pyth Network」のデータパブリッシャーを支援することを発表した。

関連コインベース・クラウド、ポルカドット(DOT)とクサマ(KSM)のリキッド・ステーキングに対応

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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