FTXのOTC部門責任者も退任か、業界で相次ぐ企業トップの辞任

FTX関係者がまたも退任

大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTXのOTC部門責任者が退任していたことがわかった。関係筋の話としてCoinPost提携メディアThe Blockが報じた。

2名の関係者によれば、FTXのOTC(店頭取引)および法人営業部門の責任者だったJonathan Cheesman氏はFTXを退任し、自身の設立した顧問企業に復帰した模様だ。

英国出身のCheesman氏は2021年5月にFTXに入社。仮想通貨市場において急速に頭角を表したFTXと「伝統的な金融機関の橋渡し的な役割を担いたい」と述べていた。同氏は過去にはHSBCやゴールドマン・サックス、バークレイズなどの金融大手で務めた経歴を持つ。

FTXの関係者によれば、Cheesman氏の退任後は機関投資家や既存金融の大手機関への営業はチームが担う方針だと説明した。

FTXの米国支社FTX USでは、先週も2021年よりCEOを務めたBrett Harrison氏が退任を表明したばかりだった。

関連:FTX US、CEOが退任へ|米国本社もマイアミへ移転

相次ぐ仮想通貨企業CEOの退任

業界全体を見渡しても、直近数ヶ月以内に企業トップの座を退くCEOは少なくない。

上場企業としては最大のビットコイン(BTC)保有量を誇るマイクロストラテジー社のマイケル・セイラーCEOは22年8月3日にCEOを退く方針を発表。今後も取締役会長兼役員として、同社のビットコイン戦略を監督していく格好だ。

関連:「ビットコイン投資戦略に専念」米マイクロストラテジーのセイラーCEOが会長に

8月後半にはアラメダ・リサーチの共同CEOの一人だったSam Trabucco氏が辞任を表明。旅行や家族との時間、そして最近購入したボートを楽しんだ後、業界に復帰すると語っていた。

また、同日に米国の機関投資家向け仮想通貨投資企業のGenesis Trading社のMichael Moro CEOも辞任したことを発表。今後の去就は未定であるものの、まずは家族と時間を過ごすと述べている。

2011年に設立されるなど、仮想通貨界隈では長い歴史を持つクラーケンの共同設立者であるJesse Powell氏は9月22日にCEOを退任する方針を表明。今後も会長としてアクティブに取引所と関わると述べていた。

また、先週27日には5月のテラ騒動後に、破産申請を余儀なくされたセルシウスのAlex Mashinsky CEOも急遽辞任を発表。過去には新トークンを用いた独自の再建計画を提示していた模様だが、当局からは「時期尚早」と指摘されていた。

なお、Mashinsky氏は今後もアドバイザーとして債権者への資産返還に向けて協力する姿勢を示している。

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