新ブロックチェーン「Aptos」、メインネット開始
予定通り起動か
新レイヤー1ブロックチェーンプロジェクト「Aptos Labs(アプトス ラボ)」は18日、Aptosのメインネットをローンチしたことを発表した。
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Aptosはこれまで3回のテストネット期間を経て、メインネットのローンチが今秋と予定されていた。また、9月に終わった3回目のテストネット期間AIT3に続くAIT4はメインネットローンチ後に実施される予定もある。現在メインネットは稼働しているが、一部のノードがうまく作動しないといった報告が上がっている。
Aptosはスマートコントラクトプラットフォームとして、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)のようなレイヤー1ブロックチェーンと競合。フェイスブックが開発した新たなプログラミング言語である「Move」を採用することによって、既存のネットワークからより多くの開発者を集める狙いがある。なお、今年は計3.5億ドルを調達してきた。
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現段階のAptosはすでに200以上のテストネット用のコミュニティーノードが運用されており、エコシステムに参加する予定のプロジェクト数がNFTやDeFi、インフラプロジェクトを含め非常に多い。しかし、現時点では利用できるdAppsは限られている。
また、バイナンスやFTX、コインベースなどの取引所はメインネットローンチを受け、APTトークンの新規上場予定を相次いで発表している。
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