23日朝の金融市場短観|NYダウ反落 予想超えの米GDPがFRBのタカ派姿勢を追認か
12/23(金)朝の相場動向(前日比)
- NYダウ:32,961ドル -1.2%
- ナスダック:10,446ドル -2.4%
- 日経平均:26,507円 +0.4%
- 米ドル指数:104.4 +0.2%
- 米国債10年:年利回り3.68% 0%
- 原油先物:78.2ドル -0.08%
- 金先物:1,799ドル -1.4%
- ビットコイン:16,784ドル 0%
- イーサリアム:1,214ドル +0.3%
伝統金融
暗号資産
米商務省経済分析局は昨夜GDP(国内総生産)の7〜9月の確報値を発表した。前期比3.2%増となり予想の2.9%を超えた。また、同日発表の先週の米新規失業保険申請件数は前週比2,000件増加し21.6万件、市場予想の22万件を下回った。歴史的な低水準付近にとどまっており依然として労働市場の供給不足が続く。
しかし、米経済が予想ほど悪化していない状況はかえって米連邦準備制度理事会(FRB)の継続的な利上げを追認した格好。物価高などで来年の景気冷え込みへの懸念は強まり、ニューヨークダウは一時800ドル超急落する場面が見られた。米国株の個別銘柄では、AMC-10.9%、クリーブランド・クリフス+10.6%、オリック+61%、アップル-2.7%、マイクロソフト-2.8%、テスラ-9%、コア・サイエンティフィック+72%、コインベース-1.6%。
米映画館運営AMCエンターテインメント・ホールディングスについては昨夜、優先株発行で1.1億ドルを調達するほか、株式併合を提案すると発表したことを悪材料とされ、株価は一時22%超下落した。AMCは今年の第1と第3四半期の決算で併せて9億ドル超えの赤字を出している。なお、同社は仮想通貨のオンライン決済を昨年11月から導入した企業でもある。
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仮想通貨市場
仮想通貨市場は米株市場の急落を受け連れ安となったが、一部の銘柄が反発する場面もあった。
FTXサム前CEOについては23日、米国に身柄を引き渡された後、ニューヨークの連邦裁判所に初めて出廷した。2.5億ドルの保釈保証金を含む複数の条件で保釈が認められ、起訴される間は両親と暮らすことが許された。
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仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)
- コインベース|34.5ドル(-1.6%/-5.5%)
- マイクロストラテジー|166ドル(-1.5%/-4.3%)
- gumi|731円 (+3.2%/-4.1%)
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