週刊仮想通貨ニュース|コインベースの日本事業の今後に注目集まる、米インフレが鈍化など
今週のニュース
一週間(1/7〜1/13)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、米拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが、日本事業の大半を終了する計画であることを報じたニュースが最も多く読まれた。
仮想通貨市場については、アルトコイン相場が全面高になったことなどをまとめた10日のレポートが関心を集めている。
このほか、米CPI(消費者物価指数)や、アマゾンウェブサービス(AWS)とAva Labsの提携も注目度が高かった。
今週のニュースランキング
1位:コインベース、日本事業の大半を終了へ=報道(1/12)
米コインベースは、日本事業の大半を終了する計画であることがわかった。終了の理由や現在の状況が明らかになっている。(記事はこちら)
2位:イーサリアム「Shanghai」公開テストネット、2月実施か(1/9)
イーサリアム(ETH)のコア開発者グループは5日、2023年初のミーティングを開催。マージ後の最初のアップグレード「Shanghai(上海)」について話し合いを行った。(記事はこちら)
3位:仮想通貨フレア(FLR)、トークン配布イベントを完了(1/11)
フレア(FLR)は10日、最初のトークン配布イベント(TDE)を完了。フレアはXRP保有者に対して配布されるが、取引所によって対応が異なるため、まだ対象者全員が受け取れているわけではない。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:前週末にかけてアルトコイン反発、GALAは前週比165%高(1/10)
仮想通貨市場はアルトコイン相場が全面高に。個別銘柄ではGALAが前日比26.6%高、前週比165%高となった。(記事はこちら)
2位:ビットコイン続伸で18000ドル台回復、アバランチ(AVAX)は前日比26%高(1/12)
ビットコイン(BTC)は前日比4.7%高の18,213ドルに。アルトコインではアバランチ(AVAX)が、Ava LabsとAWSの提携が材料視され、前日比26.4%高と高騰した。(記事はこちら)
3位:CPI発表を受け金融相場反発、ビットコインは一時19000ドル台を回復(1/13)
日本時間12日22時半に米労働省が発表したCPIが、前年同月比6.5%上昇と市場予想通りに鈍化したことを受け、金融相場が反発。ビットコインは一時19,000ドル台を回復した。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
アマゾンAWS、アバランチ(AVAX)に対応(1/12)
AWSは12日、Ava Labsと提携し、ノード運用やdApps展開でアバランチのインフラやエコシステムに対応。AWSがアバランチに対応するのは今回が初めて。(記事はこちら)
「バイナンス効果」 新規上場トークン価格が平均40%上昇(1/7)
仮想通貨投資家Ren&Heinrichは4日、バイナンスへの上場がトークン価格に与える影響を発表。分析した仮想通貨の大半が、上場後数日間で大幅な価格上昇を見せたことが明らかになった。(記事はこちら)
ポリゴン(MATIC)、開発者がハードフォークを提案(1/13)
イーサリアムのスケーリングソリューション「ポリゴン(MATIC)」が、近くハードフォークする可能性が指摘された。提案が承認された場合、アップグレードは1月17日に行われる予定だ。(記事はこちら)
米SEC、証券法違反でジェミナイとジェネシスを提訴(1/13)
米証券取引委員会(SEC)は12日、仮想通貨の大手取引所ジェミナイと融資企業ジェネシスを、証券法違反で提訴したと発表。提訴の理由を説明している。(記事はこちら)
マイクロソフト、「ChatGPT」開発のOpenAIに1.3兆円を出資か(1/10)
IT大手マイクロソフトが、AI言語モデル「ChatGPT」を開発した米OpenAIと1.3兆円(100億ドル)の追加出資について交渉を進めていることが10日に明らかになった。匿名の情報源に基づいて海外メディアSemaforが報じている。(記事はこちら)
bitbank、フレア(FLR)取り扱い開始(1/12)
仮想通貨取引所bitbank(ビットバンク)は11日午後、フレアの新規上場を実施。フレアの日本初の取り扱いとなった。(記事はこちら)
仮想通貨関連企業へのVCの投資総額、2021年を上回る(1/11)
仮想通貨メディアWuBlockchainは10日、ベンチャーキャピタル(VC)による2022年の仮想通貨関連企業への投資状況をまとめたレポートを発表。プロジェクト数及び投資総額ともに2021年を上回ったと報告した。(記事はこちら)
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します