zk基盤の仮想通貨ブリッジ「Polyhedra」、エアドロップ取得条件など公開
ユーザーへトークン配布
ゼロ知識証明で暗号資産(仮想通貨)のネットワークの相互運用(ブリッジ)を提供するPolyhedraは12日、独自トークン「ZK」のリリース計画を発表した。
発行する合計1,000,000,000トークンのうち、15.00%はエアドロップやコミュニティ、マーケティング向けにリリースされる予定だ。
エアドロップの条件について、zkブリッジのトランザクション、Pandra Kingの保有者、zkブリッジのGalxeのポイント、およびOKXとバイナンスウォレットのキャンペーンといったタスクに分かれている。スナップショット(権利確定)はすでに実施された。
まだエアドロップチェッカーというトークンアロケーションの確認ページが公開されていないため、URLクリック時にはフィッシングサイトかどうか慎重に確認すべきだ。
Polyhedraの主力プロダクトは、zkブリッジというクロスチェーンのインフラであり、EVMチェーンの間のトークンおよびNFTのクロスチェーン送信およびメッセージ送信を早いスピードで処理できる。今後、OPロールアップの相互運用性アプリケーションだけでなく、zkVM、zkEVM、zkDID、AI(zkML)を強化するためのzk活用をターゲットとして、インフラでより多くのzk基盤のプロジェクトをサポートしていくという。
昨年同社は計二回資金調達を実施し、バイナンスラボやアニモカから合計2,500万ドルを調達した。
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OKXでのトークンファーミングも
PolyhedraのZKトークンは、エアドロップに向けて仮想通貨取引所OKXでステーキングによるトークンの取得イベントも実施される予定だ。
日本時間15日15時〜19日15時の間、BTCもしくはETHを預けて、ZKトークンをファーミングすることができる。
それぞれで3,000,000 ZKトークンが用意され、ステーキング上限は0.3 BTCと3.5 ETHとなる。
このイベントはOKXのKYCを済ませたユーザーのみ参加できる。
仮想通貨ブリッジによるトークンリリースの事例は他にもあった。先週、ブリッジ大手のWormholeが「W」トークンのエアドロップ確認サイトを公開し、昨日配布対象の拡大を発表した。
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