分散型決済Slash Payment、エアドロップ第一弾の詳細発表

エアドロップの条件を公開

暗号資産(仮想通貨)決済サービス「Slash Web3 Payments」は17日、自社の独自トークン「Slash Vision Labs Token(SVL)」エアドロップ第一弾(シーズン1)の詳細を発表した。

対象者ごとに、エアドロップのスナップショット日時などが異なっている。

まず、NFT(非代替性トークン)コレクション「Alice」について、日本時間4月20日23時59分時点での所有者がエアドロップの対象だ。

なお、このスナップショット日時でOpenseaなどNFTマーケットへリスティングされている「Alice」NFTは対象外となることには留意が必要である。

エアドロップとは

仮想通貨(トークン)を無料配布すること。仮想通貨の認知度向上など、マーケティングを目的としているケースが多い。ブロックチェーンがハードフォークして、新しい仮想通貨が生まれた場合にもエアドロップを行う場合がある。

▶️仮想通貨用語集

次に、Slash OATについては日本時間4月11日00時00分の保有者が対象だ。今回のシーズン1では、2024年3月に実施されたキャンペーン以前のOATを保有しているウォレットになる。

一番最初に鋳造したウォレットが対象となり、OATを転送していた場合、その転送先のウォレットへはエアドロップされない。OAT(On-chain Achievement Tokens)は、Slashにおける累計決済金額に応じて付与されるトークンである。

Slash Genesis NFTについては、日本時間4月27日00時00分時点での保有者が対象となる。Slash Genesis NFTは26日までリリースキャンペーンを行っており、終了直後にスナップショットが実施される格好だ。

Slash Genesis NFTを入手するには、Slash Paymentを使用してBybitに資金を預ける必要があるが、キャンペーン終了当日に入金した場合、NFTを鋳造できない可能性があることに注意が必要となる。

Slashは、エアドロップの配布日や獲得手順など詳細は、追って発表するとしている。また、SVLはまだローンチされておらず、詐欺には注意してほしいとも呼びかけた。

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Slash Paymentとは

Slashは、様々なWeb3ウォレットをサードパーティの分散型金融(DeFi)dAppsに接続し、主にNFTなどを使用した決済を⾃動完了させる分散型決済プロトコルの開発を進めるプロジェクトだ。

2024年にはSVLやスラッシュカードのリリースを計画している。スラッシュカードは、国際的なクレジットカードを取得するための担保としてUSDCなどステーブルコインを活用できるようにするものだ。日本の規制へ準拠したものとなる。

独自トークンのSVLは、イーサリアムのレイヤー2技術を用いた、モジュラー設計のブロックチェーン「Mantle Network」で発行されることになる。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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