USD Coin(USDC)|投資情報・リアルタイム価格チャート

ニュース 基礎情報
11/27 (月)
SBI、米Circleと基本合意書締結へ ステーブルコインUSDC取り扱い目指す 
SBIホールディングスは27日、世界最大の規制対象ステーブルコインであるUSDCを発行するCircle Internet Financialとの包括的業務提携に向けた基本合意書の締結を発表した。USDCの日本国内における流通を目指す。
CoinPost
11/22 (水)
米サークル社、ブリッジ型USDCの標準規格を立ち上げ 
米サークル社は、ステーブルコインUSDCについて、ブリッジ型トークンの標準規格「Bridged USDC Standard」を立ち上げた。
CoinPost
11/08 (水)
USDC発行企業Circle、2024年IPO目論むか
仮想通貨ステーブルコインUSDCを発行するWeb3大手Circleは2024年に、米国でIPOを実施することを目論んでいるようだ。
CoinPost
11/07 (火)
今年の主要ステーブルコインディペッグ 600回以上発生=レポート
米ムーディーズ・アナリティクスは、新たなレポートを発表。今年9月中旬までに法定通貨を裏付けとする主要ステーブルコインで、609回のディペッグが起こっていたと報告した。
CoinPost
10/29 (日)
週刊仮想通貨ニュース|ブラックロックのビットコインETFの動向に注目集まる、サークル社が台湾のファミマと提携など
今週は、ブラックロックの仮想通貨ビットコインのETF申請に進展がみられたと報じたニュースが最も多く読まれた。このほか、ビットコインETFに対するJPモルガンの見解など、一週間分の情報をお届けする。
CoinPost
10/27 (金)
コンビニで貯めたポイントを仮想通貨へ サークル社が台湾のファミリーマートと提携
サークル社は、台湾のファミリーマートと仮想通貨取引サービス提供企業BitoGroupと戦略的パートナーシップを締結。ファミマのポイントをUSDCなどのデジタル通貨に代えられるようにする。
CoinPost
10/20 (金)
ユーザーのガス代を肩代わりできる新サービス、米サークル社がローンチ
仮想通貨ステーブルコインUSDC運営のサークルは、Web3サービスを2つ発表。その中のGas Stationは、企業らがユーザーのガス代を肩代わりすることができるサービスだ。
CoinPost
10/16 (月)
フェラーリ、ビットコインやUSDCなどの仮想通貨決済を可能に=ロイター
イタリアの高級車メーカー「フェラーリ」は、ビットコインやイーサリアム、ステーブルコインUSDCなどの暗号資産(仮想通貨)決済を受け入れる計画についてロイターに明かした。BitPayと連携する。
CoinPost
10/11 (水)
ポリゴンPoSでステーブルコイン「USDC」ローンチ、コインベースが対応
米仮想通貨取引所大手コインベースはステーブルコインUSDC入出金対応チェーンを増やし、ポリゴン(MATIC)PoSブロックチェーンに対応し始めた。
CoinPost
10/10 (火)
イスラエルへの寄付を目的とした仮想通貨基金が設立される 中東情勢の緊迫化を受け
イスラエルの仮想通貨企業グループは中東における武力衝突で両陣営に大きな被害が出ていることを受け、ドルにペッグされたステーブルコインUSDTやUSDC、ビットコイン(BTC)など暗号資産(仮想通貨)による支援のための基金を立ち上げた。
CoinPost

USDCの概要

USDCは米ドルを担保資産とする、「ステーブルコイン」と呼ばれるタイプの仮想通貨だ。コインベースと米Circleの共同事業体「Centre」によって発行される。執筆時点で流通してるUSDCは250億ドルを超えており、USDTに次いで2番目に時価総額が高いステーブルコインだ。

USDCは2018年、イーサリアム(ETH)上で初めてローンチされ、その後はアルゴランド(ALGO)、ステラ(XLM)、およびソラナ(SOL)、トロン(Tron)上で採用されてきた実績がある。

米大手投資銀行ゴールドマンサックスから出資を受けており、NYDFS(ニューヨーク州金融サービス局)が発行する仮想通貨事業を行うための免許「Bit License」も取得しているため、比較的信頼できるプロジェクトであると言える。

ステーブルコイン

ステーブルコインとは、端的に言えば「ボラティリティのない仮想通貨」の総称だ。

「ステーブル」とは日本語で「安定した」と訳され、その名の示すとおり、価値を一定レベルに保つ仕組みが実装されている。

具体的には、法定通貨に価格を「ペッグ(固定)」することにより価値を安定させる「法定通貨担保型」のステーブルコインであり、「1USDC=1米ドル」となるよう設計されているため、米ドルの価格変動と連動する形で価格が上下する。

裏付け資産公開

USDCの運営元である米Circleは21年7月、USDCの裏付け資産を公開。この報告書では、監査などのサービスを手掛ける大手会計事務所Grant Thorntonが発行したものだ。報告書によると、21年5月28日時点でのUSDCの裏付け資産には、現金および同等物は約6割に過ぎず、譲渡性預金、米国債、コマーシャルペーパー、社債、地方債、エージェンシー債などが含まれていた。

それまでUSDCは「米ドルを1:1で担保資産とするステーブルコイン」と紹介されてきたにも関わらず、同報告書で米ドルなどの現金以外の資産も含まれていたことから、一部コミュニティでは物議を醸していた。

このことから、Circleは21年9月までに透明性の向上と、USDCの裏付け資産を全て現金および米国短期国債としてのみ保有する方針を約束している。

また、Circleは21年8月、米国でデジタル通貨の国法銀行(National Bank)になることを目指していると正式に発表した。