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ETH1万ドル到達は『義務』と表明、新組織「イーサリアムコミュニティ財団」が誕生

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムの新組織

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)に、「イーサリアムコミュニティ財団(ECF)」という新たな組織が誕生した。

ECFが取り組むのは、主にイーサリアムのエコシステムのプロジェクトを支援したり、資金を提供したりすることで、イーサリアム財団ができないことをECFが行うという。ECFの創設を発表したザック・コール氏は、イーサリアム価格の1万ドル(約143万円)到達は義務だと表明した。

コール氏は1日、「イーサリアム・コミュニティ・カンファレンス」でECFの創設を発表。同氏はベンチャースタジオ「Number Group」のマネージングパートナーなども務める人物で、イーサリアムやDeFi(分散型金融)などWeb3に精通している。

また、コール氏は1日にXでECFの公式サイトを公開するなどSNSでも発信を行った。公式サイトの最上部には「不変性があり、確実に中立で、独自トークンを持たず、イーサリアムを最大限バーン(焼却)するプロジェクトに対し、透明性高く資金を提供する」と書かれている。

バーンとは

仮想通貨の流通量を減らす行為。株式の「自社株買い」に近い仕組みである。

そして、「中心となるインフラの開発、政府や機関との連携、全てのイーサリアム保有者への価値提供の推進をサポートする」とも記載した。

コール氏は「The Block」に対し、すでに数百万ドル(数億円)相当のイーサリアムを資金として保有していると説明。個人の支持者からイーサリアムを集めたとしており、この資金を要件を満たしたプロジェクトに配布するとした。

関連:ETHの売却や運用などの財務管理方針、イーサリアム財団が発表

特化する内容

ECFは、イーサリアムの価格上昇に取り組むと明言しており、「価格に特化した組織である」とも書いている。エコシステムの発展を支援すると説明しているイーサリアム財団とは、この点が大きな違いだ。

また、公式サイトによるとECFは、インフラ開発やイーサリアムの価格上昇、バーン数量の最大化など以外に、RWA(現実資産)を強化する方針も掲げている。

株や債券、不動産などの資産をブロックチェーン上で取り扱って、企業や機関投資家にサービスを提供できるように目指し、金融の未来をサポートしていくとした。

他にも、イーサリアムのメインネットの発展に注力していることも大きな特徴。プロジェクトに資金を提供するための条件に「イーサリアムのメインネットで展開していること」を入れている。

関連:スタンダードチャータード、イーサリアム価格予測を1万ドルから4000ドルに下方修正 L2の台頭が主因

そして、データ可用性(DA)にサードパーティのエコシステムを使っているプロジェクトは資金提供を受けられないとも事前に明記した。

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