週刊仮想通貨ニュース(+アジア特集)|モルガン・クリークCEOのアルト5選やHBAR・XRP高騰に高い関心
今週のニュース
この一週間(11/30〜12/6)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。
今週は、米資産運用会社モルガン・クリーク・キャピタル・マネジメントのCEOによる市場分析、ヘデラ(HBAR)やXRPの高騰、米大手ベンチャーキャピタル企業アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)の2025年トレンド予想に関するニュースが最も関心を集めた。
今週の注目ニュース
米資産運用会社モルガン・クリークCEO、来年注目の「アルトコイン5選」に言及(12/2)
モルガン・クリーク・キャピタル・マネジメントの創設者兼CEOのマーク・ユスコ氏はYouTubeチャンネル「アルトコイン・デイリー」のインタビューで、来年注目のアルトコインに言及。さらに、ビットコイン(BTC)はまもなく10万ドルを突破し、12月にかけて「大きな放物線の上昇」を描くだろうとの予想を披露した。(記事はこちら)
決済関連の仮想通貨ヘデラ(HBAR)やXRPに注目集まる 高騰の背景は(12/4)
米国の決済市場で、仮想通貨への期待が急速に高まっている。ヘデラが過去1か月間で5倍に急騰し、XRPは7年ぶりの高値を更新した。(記事はこちら)
a16zの2025年トレンド予想 AIエージェントから国債のオンチェーン化まで、仮想通貨の主流化が進む(12/5)
a16zは4日、2025年の仮想通貨分野で期待できる展開について予想を発表。同社の「大きな構想」リストは、AIエージェントの自律的活動から、各国による国債のオンチェーン化まで多岐にわたるが、a16zは1年を通して仮想通貨市場が活発化し、主流での採用が進むというトレンドが基盤にあると見ている。(記事はこちら)
金融相場
韓国の政治的不安定でビットコイン急落、Upbitで一時65000ドルに(12/4)
韓国のユン・ソクヨル大統領は火曜日の夜10時30分頃、非常事態戒厳令を宣言。この発表を受け、Upbitをはじめとする韓国の主要仮想通貨取引所で、ビットコインを含むほぼ全銘柄の価格が急落した。(記事はこちら)
ビットコイン、史上初の10万ドル(1500万円)到達 トランプ次期政権めぐる思惑買いも(12/5)
ビットコインは5日、過去最高値の100,000ドルを記録。年初時点では42,300ドルだったが、2.36倍に高騰した格好だ。特に今年3月の高値73,800ドルをブレイクしてからは騰勢を強めている。(記事はこちら)
10万ドル達成後のビットコイン急反落、1500億円相当の大規模ロスカットが発生(12/6)
この日のビットコイン価格は、前日比-5.21%の1BTC=97,360ドルに。100,000ドルの歴史的節目を突破し、勢い付いたまま104,000ドルまで続伸したものの、その後徐々に利益確定売り優勢となった。(記事はこちら)
アジア特集
SBI VCトレードとメタプラネット、総額3000万円相当のビットコインが当たるキャンペーンを発表(12/2)
SBI VCトレードは2日、株式会社メタプラネットと共同で、総額3,000万円相当のビットコインが当たる新規顧客向けキャンペーンを実施すると発表。この動きは、両社が2024年9月から開始したビットコイン取引・保管・運用における戦略的提携の一環だ。(記事はこちら)
石破総理、仮想通貨の分離課税適用やETF承認に慎重な姿勢示す 国民民主党の質問に回答(12/3)
自民党の石破茂内閣総理大臣は2日、衆議院本会議における代表質問で、仮想通貨に一律20%の申告分離課税のルールを適用することに慎重な姿勢を示した。今回の発言は、国民民主党の浅野哲議員からの質疑に答える中で行われている。(記事はこちら)
香港上場Meitu、ビットコイン・イーサリアムをすべて売却(12/5)
香港証券取引所に上場する中国企業「Meitu(美図)」は4日、これまでに取得した仮想通貨をすべて売却したと発表。11月と12月の複数回に分けて、ビットコインを合計940枚、イーサリアム(ETH)を合計31,000枚売却し、取得時からの差額収益で7,963万ドルを得ている。(記事はこちら)
日産のブロックチェーン活用の会員サービス「NISSAN PASSPORT BETA」、応募開始(12/5)
日産自動車が5日、Web3テクノロジーを活用した新サービス「NISSAN PASSPORT BETA」を2025年1月から開始することを発表。このプロジェクトは、デジタルとリアルを融合させた革新的な顧客体験の創出を目指している。(記事はこちら)
参院調査室、分離課税導入の課題点に言及 仮想通貨取引税制の関連資料を公開(12/6)
参議院の調査室は3日、仮想通貨取引における税制の現状と動向について資料を公開。分離課税導入の課題点にも言及している。(記事はこちら)
メルカリ、メルペイ残高から暗号資産つみたて開始 ビットコイン1万円分が当たるキャンペーンも(12/6)
メルカリの子会社で暗号資産サービスを展開するメルコインは6日、同社の暗号資産つみたてサービスにおいて、メルペイ残高からの自動引き落とし機能の提供を開始。また、機能拡充を記念して渋谷駅での体験型イベントを実施するほか、最大10,000円分のビットコインが抽選で当たるキャンペーンも展開する。(記事はこちら)
国税庁、日本居住者による米国ビットコインETFの譲渡所得は「分離課税」の認識示す(12/6)
国税庁は、日本居住者による米国の(一定の)ビットコインETFの譲渡所得について、申告分離課税の対象となるとの認識を示した。この見解は、クリプト税制の研究者である泉絢也氏が照会し、2024年12月5日に口頭で回答を受けたものだ。(記事はこちら)
関連:なぜ日本で大規模Web3カンファレンスが必要なのか|WebX創設者インタビュー
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します