仮想通貨 イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)とは?
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仮想通貨 イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)とは?

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イーサリアム・クラシックの機能や特徴とは?

イーサリアム・クラシック(ETC)は、2016年のTHE DAO事件をきっかけにイーサリアムから分裂して誕生した仮想通貨です。スマートコントラクト機能を持ち、「コードこそが法(Code is law)」という非中央集権の理念を重視するコミュニティから支持を集めています。本記事では、ETCの特徴・歴史・国内取引所での購入方法までわかりやすく解説します。

目次
  1. 概要
  2. 歴史
  3. 特徴
  4. ETCを購入できる取引所比較
  5. ウォレット
  6. マイニング
  7. まとめ
イーサリアム・クラシック(ETC)に投資したい方へ

概要

項目 詳細
通貨コードETC
取引開始日2016年7月20日
承認アルゴリズムProof of Work
流通供給量約1億5,800万枚
総供給量約2億1,070万枚
価格約1,220円(約7.8ドル)
時価総額・順位約12億ドル(55位)
過去最高値2021年5月:約176ドル
データ出典:CoinMarketCap(2026年9月7日時点)

歴史

ここではイーサリアムクラシックの誕生、イーサリアムからの分裂経緯について説明します。

THE DAO事件

分裂の原因であるTHE DAO事件を説明します。

まず、DAOと呼ばれている仮想通貨(トークン)を扱う、非中央集権で行っている投資ファンドの一つであるTHE DAOと呼ばれるプロジェクトが2016年に誕生しました。この投資ファンド内でDAOを入手するにはイーサリアムのイーサ(ETH)にて購入し、DAOを購入した時に用いられたETHがTHE DAOに入ってくる事によって資金が集まり、投資を集めるというスタイルを導入していました。

THE DAOが誕生した時には次世代の通貨概念を持ったとても革新的な投資法の一つとして注目を集めていましたが、プロジェクト開始後ほどなくして脆弱性を突かれる形でTHE DAOのシステムがハッキング被害に遭いました。

この結果、集まっていた資金の1/3ほどをハッカーによって不正に資金が移動されてしまいました。金額は5,300万ドル、日本円にして約65億円相当の資金です。

この事件後にイーアリサムではハードフォークが実行されて、”不正な資金移動は無かった”事になりました。

しかし事件はイーサリアムに問題があるわけではなく、THE DAOのシステムの欠点が原因だったにも関わらず、管理者を持たないはずのイーアリサムが介入されるのはおかしいという意見が出ました。

そういった反発意見を持つコミュニティーによって元のイーサリアムのブロックチェーンをそのまま利用する通貨が誕生し、新たな仮想通貨としての道を歩み始めました。

この仮想通貨こそがイーサリアムクラシックなのです。

特徴

イーサリアムにはスマートコントラクトという機能があります。詳しくはこちらの記事(イーサリアムのスマートコントラクトとは?)で述べていますが、スマートコントラクトはイーサリアムの最も重要な機能の1つです。

簡潔に述べると、執行条件と契約内容を事前に決めておくことで、その条件に合致した場合に自動的に契約が履行される仕組みのことです。

イーサリアムと同じように、イーサリアムクラシックでもブロックチェーン上にスマートコントラクトの記述が出来ます。スマートコントラクトを実行するには、イーサリアムでは「Gas Fee」という手数料がかかります。

イーサリアムクラシックはその誕生の経緯から、本来の分散型システムとしての理念を重視する層からの支持を集めています。クラシック派はコードを絶対視する「コードこそが法(Code is law.)」という理念の下に非中央集権性を追求しており、「コミュニティの多数決による合意形成」と「コードに則った合意形成」のどちらを重要視するかという非常に難しい問題提起に繋がっています。

イーサリアムクラシックはイーサリアムに比べて資金・人材が明らかに劣っています。そのため経営状況としては不安定な要素が多いのが現実です。

長期的な視点で十分に考慮した上での投資をするべきでしょう。

ETCを購入できる取引所比較

ETC
取引所
おすすめポイント 取引方法 取引所手数料 日本円
出金手数料
出庫手数料
(ETC)
詳細
1
bitFlyer
bitFlyer
預かり資産国内最大級
高いセキュリティ
販売所 220円〜770円 0.005 ETC
2
コインチェック
コインチェック
アプリDL数800万以上
使いやすいアプリが人気
販売所・取引所 Maker:0.05%
Taker:0.1%
407円 0.01 ETC

ウォレット

ETCの保管には、ブラウザ上で利用できるMyEtherWalletが利用可能です。秘密鍵を自身で管理するため、セキュリティ面での注意が必要です。長期保有を目的とする場合は、ハードウェアウォレットの利用も検討してください。

マイニング

Proof of Workを採用しているイーサリアムクラシックは、マイニングで稼ぐためにはコンピュータの能力が高ければ良いということになります。ビットコインと違って発行枚数に今の所上限が無いのが特徴です。

イーサリアムクラシックは他の仮想通貨のスタートと大きく異なっています。既にイーサ(ETH)を持っていた人に同じだけのイーサリアムクラシックを配布し、多くの人がイーサを保有している状態からスタートしているのです。よってイーサリアムクラシックはイーサリアムの影響を大きく受けやすい環境であるため、マイニングに関しても少し他の仮想通貨とは異なっている状況となっています。

マイニングに費用がかかり過ぎて、実質Proof of Workが成り立たなくなると言われていたイーサリアムは、2022年にProof of Stakeへ移行しました。これによりイーサリアムクラシックとの差が明確になっており、マイナーの動向次第で価格にも影響が出る可能性があります。

まとめ

中央集権型のイーサリアムと非中央集権型のイーサリアムクラシック、同じ機能を有していながらもその理念がまったく異なるものであることが、ハードフォーク時に明確になりました。

資金や人材の面ではイーサリアムに劣るものの、「コードこそが法」という理念を重視するコミュニティから一定の支持を集めています。今後イーサリアムとの差別化が進んでいくなかで、ETCがどのような独自の立ち位置を築いていくかが注目されます。

投資を検討する際は、長期的な視点でリスクを十分に把握した上で判断するようにしましょう。

イーサリアム・クラシック(ETC)に投資したい方へ
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