ポリゴン(POL)|投資情報・リアルタイム価格チャート

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10/10 (木)
大統領選予測などの「ポリマーケット」、8割以上のウォレットが利益を得られず=LayerHub
分散型予測市場ポリマーケットで約87%のウォレットが利益を得られなかったことが、LayerHubのデータで示されている。また、多くの利益を獲得できることが珍しいこともわかった。
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09/06 (金)
ビットバンク、ポリゴンエコシステムトークン(POL)の取扱いを開始
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09/06 (金)
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08/26 (月)
ポリゴンのDiscordチャンネルハッキングでフィッシング詐欺が発生 
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08/20 (火)
WebX 2024 特別講演予告 ポリゴンラボ共同創設者 サンディープ・ネイルワル氏
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08/15 (木)
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08/02 (金)
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07/25 (木)
SNPIT(スナップイット)の始め方 SNPTトークンやカメラNFTの買い方・遊び方
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07/22 (月)
ポリゴン大型アップグレード、MATICからPOLのトークン移行は9月上旬実施へ
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07/20 (土)
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仮想通貨ポリゴンのブロックチェーンを活用し、伊国営金融機関CDPがデジタル債券の取引に成功。これは、欧州中央銀行の実験の一環だという。
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ポリゴン(POL)の概要

2017年10月にローンチされたポリゴン(旧POL Network)は、イーサリアムブロックチェーンの処理をサポートするスケーリングソリューション。取引手数料(ガス代)の高騰問題を解消することが期待されているプロジェクトです。

現在は「Polygon 2.0」として、ゼロ知識証明を活用した新たな開発計画を実行中。エコシステム内の複数の独立したブロックチェーンが、1つのブロックチェーンのように拡張性高く稼働できるようにプロジェクトを進めています。

ポリゴンは代表的なソリューションである「Polygon PoS」に加え、現在は「Polygon zkEVM」や「Polygon ID」など複数のプロダクトを提供。さらに今は分散型のロールアップ「Polygon Miden」を開発中です。

ネイティブ通貨「POL」

ネイティブ通貨のPOLは、24年5月時点で時価総額世界第20位の仮想通貨です。ポリゴンのエコシステムで、ガス代の支払い、ステーキング、ガバナンスに使われています。最大供給量は100億POLです。

一方、Polygon 2.0では、MATICを新通貨「POL」に置き換えた経緯があります。23年9月に置き換えの提案が公開され、その後の同年10月にはイーサリアムのメインネットにPOLをデプロイ(展開)したことが発表されました。POLは日本の交換業者にも上場しているため、この計画は関心を集めています。

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5つの注目点

1.ディズニーらの大手企業が注目、技術の採用続く

ポリゴンの技術は、世界的な大手企業が注目しており、実際に採用される事例が続いています。仮想通貨市場では、企業の採用や協業などの事例が投資家に好感されることが多く、価格が上昇しやすくなります。

例えば22年7月には、米ディズニーが事業開発プログラム「2022 Disney Accelerator」にポリゴンら6社を選出。この時POLは前日比18%高になりました。

他にもポリゴンのプロジェクトは、グーグルクラウドと提携したり、スクウェア・エニックスのNFTコレクティブルアートプロジェクト「シンビオジェネシス」や、トヨタのグループ企業のデジタル・トロフィー授与に採用されたりしています。

2.ESG投資でも注目、気候問題に取り組みカーボンニュートラルへ

ポリゴンのプロジェクトは、気候問題に高い意識を持っています。公式サイトのトップページではカーボンニュートラルであると説明していて、ブロックチェーンのソリューションやサービスを活用して、気候問題に取り組んでいくと述べています。

気候問題は地球への影響が大きく、投資をする際にもESGを考慮することが世界で求められています。つまり、投資家は投資先のESGに関する取り組みを評価しています。

実際にPOLは、カーボンニュートラル達成のためにオンチェーンカーボンマーケット「KlimaDAO」と提携することを発表したことも好感されて、価格が上昇したことがありました。22年6月に前日比20.9%高、前週比50%高と大幅に上昇したことがありましたが、この時にKlimaDAOとの提携も好感されたとの見方が上がっています。

また、ESGは、技術が採用される時にも考慮されます。

3.開発キットの採用も進む、アスターネットワークとも協業

上述した通り、ゲームやNFTなどのプロジェクトで技術の採用が進んでいますが、ポリゴンは開発キット(CDK)が広く使用されていることも大きな特徴です。CDKは、イーサリアムネットワーク上で新しいL2チェーンをローンチするために開発者が使用します。

大きな注目を集めたのは、日本発のブロックチェーンプロジェクト「アスターネットワーク」によるCDKの採用。アスターネットワークの開発をリードするStake TechnologiesはPolygon Labsと協業し、「Astar zkEVM Powered by Polygon」をすでにローンチしています。

Astar zkEVMはCDKを活用して、イーサリアムとの等価性を保持し、高度な処理能力・拡張性・安全性を担保。ゲーム、IPコンテンツ、金融、ロジスティクス、小売事業など幅広いユースケースを想定しています。

4.ユーザー数がイーサリアムに迫る勢い、安価な手数料を実現へ

ポリゴンのネットワークは、ユーザーからも高い評価を得ています。24年1月には、オンチェーン分析会社Flipside Cryptoのレポートで、ポリゴンが23年に獲得したユーザー数がイーサリアムに迫っていることが示されました。

イーサリアムのL2の役割を担うポリゴンは、ユーザーにとっては処理速度やガス代の低さが魅力です。公式サイトでは、ポリゴンのユニークアドレス数は約2.2億で、これまで処理してきたトランザクション数は24億超だと説明。そして、トランザクションの平均コストは0.015ドルだとしています。

L2 Feesのウェブサイトによれば、24年5月時点で、イーサリアム上で単純に仮想通貨の交換(スワップ)を行おうとすると4.18ドルのガス代がかかります。一方ポリゴンのガス代は、0.05ドルです。

5.今後もアップグレードを計画、手数料をさらに安価に

ポリゴンはイーサリアムよりも安価に利用できると述べましたが、他のL2ソリューションと比較すると、まだガス代が高い傾向にあります。上述した仮想通貨の交換では、例えばオプティミズムのネットワークにおけるガス代は、0.02ドルでポリゴンよりも安価です。

一方、イーサリアムで新たに実装されたL2のガス代を安価にする機能は、24年5月時点でオプティミズムには実装されていますが、ポリゴンはまだ対応していません。ポリゴンはこれから実装する予定で、今後はさらにガス代が安価になることが期待されています。

ポリゴンのプロジェクトは他にも、AggLayerというソリューションを開発していて、安全に相互運用性を高められるようにも取り組んでいます。今年3月には、Astar zkEVMが最初にAggLayerに接続されることが発表されました。

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