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ポリゴン(POL)の買い方・使い方|STEPN GOユーザー向けおすすめ取引所

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ポリゴン(POL)の買い方・使い方

イーサリアム(ETH)のエコシステムの中でも、ポリゴン(POL)はレイヤー2(第2層)と呼ばれるイーサリアム向けの拡張ネットワークを展開しており、NFTやWeb3ゲーム、独自ネットワークなど多くのプロジェクトで採用されています。

投資家・ユーザー目線では、STEPN GOなどのWeb3ゲームや、シンビオジェネシス(SYMBIOGENESIS)のようなNFTのセール参加時に、暗号資産(仮想通貨)ポリゴン(POL)が必要になることがあります。これは、NFTの送金手数料やマーケットプレイスの決済通貨に、「POL」が使用されることが多いからです。

この記事では、様々なサービス利用に向けてPOLを準備する必要がある方向けに、暗号資産(仮想通貨)ポリゴン(POL)の買い方、その特徴について詳しく紹介します。

💡この記事でわかること
  1. STEPN GO等、ポリゴン採用のプロジェクト
  2. ポリゴン(POL)取引所選びは『対応チェーン』から
  3. ポリゴンおすすめ取引所・機能比較
  4. ポリゴン(POL)の買い方
  5. メタマスクへの送金方法
  6. ポリゴン(Polygon)とは

ポリゴン(POL)に投資したい方はこちらをチェック

ポリゴン採用プロジェクト:STEPN GO

出典:STEPN GO

STEPN GO:ガス代、決済通貨としてPOLを使用

STEPN GOは、ソーシャルモジュールとゲームモジュールを備えたWeb3ライフスタイルアプリです。

ユーザーはNFTスニーカーを装着し、野外で歩く、ジョギングをすることでNFTを獲得でき、トークンとNFTはアプリ内での使用、セカンダリー・マーケットで自由に販売できます。

2024年6月には、キャンペーン「STEPN GO Alpha Draw」が開始。pGMT(ポリゴンチェーンのGMT)をロックすることでSTEPN GOスニーカー3足が貰える抽選に参加できました。

2024年9月5日には、アルファテストからベータテストへと移行し、独自トークンの「GGT」がローンチされました。

STEPN GO Beta Test is LIVE! :comet:

New phase, new possibilities, new experience.

The moment has arrived—#STEPNGO is officially open for Beta Testing!

How to start:
:one: Download STEPN GO on App Store or Google Play
:two: Log in with your #FSLID or create one
:three: Enter an Activation Code… pic.twitter.com/5iaBK50uWY

— STEPN GO (@Stepnofficial) September 4, 2024

2024年8月22日には、国内大手上場企業のカシオ計算機の腕時計「G SHOCK」とコラボしたジェネシススニーカーのラッフル(抽選による限定販売)を行い、1億7000万GMT以上(30億円相当)がロックアップされるなど大きな反響を呼びました。

カシオは2023年11月、耐衝撃ウオッチ“G-SHOCK”の未来の耐衝撃構造をバーチャル空間で表現したVIRTUAL G-SHOCK NFTも展開しています。

STEPN GOは、ポリゴン(MATIC)ブロックチェーン上で展開されています。日本の投資家が参加するためには、以下の手順が一例として必要です。

  1. 国内取引所(ビットバンクなど)でMATICを購入し、メタマスクなどに送付する。
  2. FSL開発の分散型取引所「DOOAR」でMATICをpGMTやGGTにスワップする。
  3. STEPN GOアプリで取得できるウォレットアドレスにpGMTやGGTを送金する。
次世代フィットネスアプリ「STEPN GO」とは 仮想通貨GGTの将来性や役割を解説
日本の投資家間でも大きな反響を呼んだ、歩いて稼ぐSTEPNの次回作「STEPNGO(ステップンゴー)」。新通貨GGT(GO GAME TOKEN)の将来性やpGMTの買い方をはじめ、フィットネスアプリの魅力やアルファドロー抽選の参加方法について初心者向けに解説。

SNPIT:NFTの購入にPOLを使用

SNPITは、「Snap to Earn」(スナップして稼ぐ)というコンセプトのブロックチェーンゲームです。ユーザーは、ゲーム内でカメラNFTを購入または獲得し、それを使ってスマートフォンで写真を撮影します。撮影した写真は、他のプレイヤーの写真と比較され、写真のクオリティや独創性が評価の対象となります。コンテストで勝利すると、報酬としてSNPITトークンを獲得できます。

SNPITでトークンを稼ぐために必要なカメラNFTの購入にPOLが使用されます。アプリ内のウォレットにPOLを転送し、アプリ内のストアでPOLを使用してカメラNFT、またはカメラボックスを購入します。

より高性能なカメラNFTを購入したり、既存のカメラをアップグレードすることで、より高品質な写真を撮影し、より多くの報酬を獲得する機会が増えます。

出典:ギグワークス株式会社

ポリゴン(POL)取引所選びは『対応チェーン』がカギ

2024年9月4日、ポリゴン(MATIC)のアップグレードが行われ、MATICトークンはPOLトークンへ移行しました。この変更に伴う影響は、トークンシンボルの変更のみであり、トークンの数量や価値には影響はありません。

国内の仮想通貨取引所では、トークンシンボルの変更にそれぞれ対応していますが、取引所によっては、引き続きMATICとして表示される場合もあります。実際には同じトークンですので混乱の必要はありません。

Web3ゲームやDApps(分散型アプリ)でPOLを利用したい場合や、メタマスクなどの仮想通貨ウォレットに移したい場合には、『対応チェーン』が重要です。POL(*旧MATIC)はERC20チェーンとPolygonチェーンの2種類があり、特に後者に対応している取引所を選ぶことが重要です。

ポリゴン(POL)購入におすすめの取引所

おすすめ
取引所
おすすめポイント アプリの特徴 現物取引 レバレッジ取引 投資サービス 取引所手数料 最低取引単位 入金手数料 出金手数料 出庫手数料 備考
1
仮想通貨取引所 bitbank
bitbank
Polygonチェーン対応
「取引所」でPOLを提供
アプリストア 国内No.1 * 販売所
取引所
貸して増やす Maker:-0.02% Taker:0.12% 販売所:0.00000001 BTC 取引所:0.0001 BTC 無料 550円(3万円未満)/ 770円(3万円以上) 0.0006BTC
2
仮想通貨取引所 SBI VCトレード
SBI VCトレード
Polygonチェーン対応
SBINFT MarketでPOL対応
シンプルモードなど
充実したツール
販売所
取引所
積立
貸コイン
Maker:-0.01% Taker:0.05% 販売所:0.0001 BTC 取引所:0.000001 BTC※参考 無料 無料 無料
3
仮想通貨取引所 OKCoinJapan
OKJ
Polygonチェーン対応
「取引所」でPOLを提供
スピーディーな入出金・入出庫 販売所
取引所
レンディング Maker:~0.07%
Taker:~0.14%*
販売所:0.00001 BTC
取引所:0.0001 BTC
無料 400円~1,320円 0.1 SUI *30日間の取引量100 万円未満
Lv1の場合

ポリゴン(POL)の購入方法

ここでは、日本の取引所であるビットバンクを例に、仮想通貨ポリゴン(POL)の購入方法から、メタマスクへの送金、そしてDEXでの利用方法まで解説します。初心者の方でも理解しやすいよう、各ステップを詳細に説明していきます。

ビットバンク(bitbank)は、現物取引に特化した日本の暗号資産(仮想通貨)取引所です。以下の特徴があります:

  • 東証1部上場企業である株式会社ミクシィとの資本業務提携
  • 38種類の銘柄を取り扱い、全てで板取引が可能
  • 出金対応のスピードが早く、ユーザーの支持が高い
  • セキュリティ面でも高い評価を獲得

ビットバンクでのPOL購入画面

①bitbankアプリ「取引所」→ 「MATIC(現POL)/JPY」を選択しMATIC(現POL)を購入

出典:Bitbank

  1. ビットバンクに口座開設/ログインし、「取引所」タブを選択
  2. 「POL/JPY」ペアを選択
  3. 注文フォームで以下のいずれかの方法で注文:
    ・成行注文: すぐに購入したい場合。数量のみを指定し、その時点での最安値から順に約定します。
    ・指値注文: 特定の価格で購入したい場合。価格と数量を指定します。
  4. 数量を入力し、注文を確定
注意点:
  • 成行注文は即時約定しますが、価格は保証されません。
  • 指値注文は指定価格で約定しますが、即時約定は保証されません。
  • 未約定の注文はキャンセル可能です。

ビットバンクからPOLを出庫し、メタマスクに送金

ここからは、購入したPOLをメタマスクウォレットに送金する手順をご案内します:

①「メニュー」→ 「出金」→「MATIC」を選択

出典:Bitbank

②「アドレス一覧」からメタマスクのアドレスを追加→「ネットワーク」からPolygon/Ethereumを選択*、「MATICアドレス」にメタマスクのアドレスをコピペし任意の情報を入力し追加する。*STEPN GOの場合は、Polygonを選択してください。

出典:Bitbank

③数量を入力後出金し、メールで出金申請の確認をし完了する

メタマスクへの送金方法は下記の記事で詳しく解説されています。

関連:仮想通貨ウォレット「メタマスク」の使い方、送金、セキュリティ対策を徹底解説

ビットバンクはスマートフォンでの操作も簡単で便利。「最短1分*で即時承認され、すぐに取引をスタート」。*申請内容に応じて数日かかる場合があります。

分散型取引所でPOLを別の銘柄に交換

POLを取得したら、DEXを使って他の通貨と交換できます。ここではSTEPN GOを想定して、専用のDEXである「DOOAR」を例に説明します。

①DOOARに接続し、「Connect Wallet」でメタマスクに接続

出典:DOOAR

②対応チェーンをデフォルトのSolanaから「Polygon」に変更

出典:DOOAR

③Swapしたい「GMT」を選択し、数量を入力後「SWAP」をクリック

出典:DOOAR

③ガス代(手数料)を確認し「確認」をクリック

出典:DOOAR

※ガス代分のMATIC(現POL)は残してSWAPします。

以上が、ポリゴン(POL)の購入から利用までの基本的な流れです。プロジェクトによって対応チェーンやDEXは異なるので、公式情報を常にチェックして利用を進めましょう。

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ポリゴン(Polygon)とは

ポリゴンは、イーサリアムのスケーリングソリューションを提供しています。イーサリアムブロックチェーンのトランザクション数が増加すると、トランザクション手数料(ガス代)が高騰することがあり、一般ユーザーにとって小規模または頻繁な取引が金銭的に成り立たなくなる可能性があります。

ポリゴンは、ユーザーにより高速なトランザクションと低コスト処理を可能にする複数のスケーリングソリューションを提供します。

  • サイドチェーン(Polygon PoS):2017年10月にローンチされたPolygonの最初のネットワーク。イーサリアムブロックチェーンとの間で資産をペッグし、並列するチェーン上で動作を可能に。2024年7月時点でのTVL(預入総額)は8.7億ドル(DeFiLlama)
  • レイヤー2(Polygon zkEVM):取引結果をまとめたデータのみをイーサリアムメインネット(L1)に返還し、ゼロ知識証明技術を用い、イーサリアムとの完全な互換性を備える。2024年7月時点でのTVL(預入総額)は1.3億ドル(L2Beat)。
  • 開発フレームワーク:個別のレイヤー2を立ち上げる開発キットを提供。代表例として、Astar NetworkがAstar zkEVMを立ち上げた。

ポリゴン(旧POL Network)は、2019年にバイナンスローンチパッドを含む資金調達で合計4.5億ドル以上を調達しました。主な投資家は、Galaxy Digital、Sequoia Capital India、ソフトバンクです。

ポリゴン(POL)の基本情報

このセクションでは、ポリゴンのネイティブトークンであるPOLについて詳しく説明します。POLは、ERC20規格とMRC20規格の2つの形式で流通しています。ウォレットや仮想通貨取引所間で送金する際には、ネットワークの切り替えを意識する必要があります。

  • ERC20規格: イーサリアムチェーンで流通するPOL
  • MRC20規格: Polygonで流通するPOL
  • 流通量: 98.8億POL
  • 発行済み数量: 100億POL
  • 主な用途:
    ・ポリゴン・ネットワーク上で展開されたdApp(分散型アプリ)で使用できる。
    ・資産をロックしてステーキングに参加することで報酬を得る。
    ・トランザクションを発行する際に、手数料(ガス代)の決済通貨として使用される。
    ・この手数料は、バリデーターへの報酬として支払われ、取引処理を正当に検証する際のインセンティブとなる。

日本で採用が進むポリゴン

ポリゴンは、イーサリアムのスケーリングソリューションとしての先駆的なポジショニング、豊富な資金力、イーサリアムとの互換性という利便性から、企業への採用獲得を進めてきた。

関連会社Polygon Studioは、エコシステムを広げるため、ゲーム、エンターテインメント、NFTに特化しています。元グーグルおよびYouTubeゲーミング部門トップを務めたライアン・ワイアット氏がCEOとして率いています。

日本でも、ポリゴンのビジネスデベロップメントマネージャーであるビール依子氏の活動もあり、企業での採用が増えています。

  • モバイルゲームクオリティのブロックチェーンゲーム『De:Lithe Last Memories』
    ポリゴンを採用しており、パブリックセール「ランド 第一期分譲セール」の決済通貨もPOLです。
  • SBINFT株式会社
    イーサリアムとポリゴンに対応した公認アーティスト制によるパブリックチェーンNFTマーケットプレイス。
  • 国産人気NFTゲーム「マイクリプトヒーローズ」
    Polygon Studiosとの戦略的パートナーシップを締結。高額なETHを用意せずとも新規ユーザーがマイクリをプレイできるようにします。
  • カシオ計算機株式会社
    耐衝撃ウォッチ“G-SHOCK”で新規ユーザーとの接点を広げるため、「VIRTUAL G-SHOCK」プロジェクトを開始。コミュニティへの会員権となるNFT「G-SHOCK CREATOR PASS」をポリゴンで発行しました。
  • 株式会社そごう・西武
    NFTマーケットプレイス「NFT PRODUCED by SEIBU SOGO」の実証実験をスタートし、Polygonを採用して多種多様なNFTアートの流通を目指しています。

記事の監修者

各務 貴仁各務 貴仁
株式会社CoinPost 代表取締役CEO、株式会社SUDACHI Tech 代表取締役、一般社団法人WebX実行委員会 理事。
2017年に日本最大(2024年現在)の暗号資産・Web3メディアCoinPost、2023年よりグローバルカンファレンスWebXを立ち上げる。また、次世代テックを活用した福祉事業Wave3やWeb3に特化した開発支援事業SUDACHI Techも展開する。
2024年には、経済産業省「Web3.0・ブロックチェーンを活用したデジタル公共財等構築実証事業」にて有識者委員として選任される。

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