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CourtYard(コートヤード)でトレカをNFT化|使い方を初心者向けに徹底解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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CourtYardとは?

ポケモンカードをはじめとするトレーディングカード市場は近年拡大しており、希少カードには数十万円を超える価値がつくものも珍しくありません。しかし、実物カードの売買には状態確認・梱包・発送などの手間や、偽物・破損のリスクも伴います。

そこで注目されているのがCourtYard(コートヤード)です。CourtYardは、トレーディングカードをNFT化し、メタマスクなどの暗号資産(仮想通貨)ウォレットを使って24時間取引できるマーケットプレイスです。

実物カードは高セキュリティ金庫で保険付き管理され、対応するNFTが発行されます。物理的な輸送なしに世界中で瞬時に取引でき、いつでも実物カードとの交換(償還)も可能です。

CourtYardはポリゴン(Polygon)ブロックチェーン上で動作するため、NFTカードの購入や出品には、ガス代としてポリゴン(POL)が必要です。

💡 CourtYardをすぐに始めたい方へ

CourtYardでNFTカードを取引するには、ポリゴン(POL)のガス代が必要です。
bitbankなら、POLを簡単に購入でき、出庫スピードにも定評があります。

💡この記事でわかること
  1. CourtYardでできること・機能
  2. CourtYardの使い方
  3. リスクと注意点

CourtYardでできること・機能

取り扱っているカードの種類

CourtYardでは、主に人気のポケモンカード(Pokémon)とスポーツカードを取り扱っています。ポケモンカードはPSA(Professional Sports Authenticator:カードの真贋や状態を鑑定する第三者機関)などによるグレード済みの希少カードが揃っています。PSAグレードは10段階評価で、10(GEM MINT)が最高評価となり、グレードが高いほど希少価値が上がります。

スポーツカードはバスケットボール(NBA)、ベースボール(MLB)、フットボール(NFL)などのアスリートカードを取り扱っています。ミステリーパック(未開封パック)から高額グレードカードまで、多様なバリエーションを楽しめます。

ガチャ(デジタルパック)システム

CourtYardの特徴の一つが、パック開封体験です。ユーザーは「デジタルパック(ミステリーパック)」を購入し、開封(Rip)することでランダムにカードを獲得します。開封されたカードは即座にNFTとしてウォレットに反映され、レアカードや高額グレードカードを引き当てる可能性もあります。

リーダーボードとポイントシステム

CourtYardには、ポイント制度とリーダーボード(ランキング)機能が導入されています。

【ポイントの獲得】

ユーザーはパックの開封や日々の利用を通じてポイントを獲得できます。5,000ポイントで25ドル分のパック購入クレジットと交換でき、実際の通貨を使わずに新しいパックを開封することが可能です。

出典:Courtyard

【ランキング機能】

リーダーボードには、ポイント獲得数や活動状況に応じてユーザーの順位が表示されます。日々の開封や取引を重ねることで上位を目指せるため、コレクション体験に競争性と達成感が加わります。

出典:Courtyard

なお、CourtYardは現時点で独自トークンを発行していません。一般的に、Web3プロジェクトがトークンを発行する際には、早期ユーザーへのエアドロップ(無料配布)が実施されるケースも見られますが、CourtYardについては公式からトークン発行やエアドロに関する発表はありません。ポイント制度や報酬内容は随時アップデートされる可能性があるため、最新情報は公式コミュニティで確認してください。

CourtYardの使い方


手順を進める前に、POLを準備しましょう

これから解説する手順では、ポリゴン(POL)のガス代が必要になります。
先にbitbankで購入しておくと、スムーズに進められます。

ステップ1:CourtYardのサインアップとウォレット接続

CourtYardを利用するには、まず公式サイトでアカウントを作成し、ウォレットを接続します。 Googleアカウントがあれば、数分で完了します。

1.CourtYardにアクセスしてサインアップ

①CourtYard公式サイト右上の「Sign Up」をクリック。

出典:Courtyard

②「Continue with Google」を選択し、普段使用しているGoogleアカウントを選ぶ。

出典:Courtyard

アカウント連携を許可すると、自動的にダッシュボード(ホーム画面)へ移動します。

2.ウォレットを接続

CourtYardは、NFTカードを購入・出品・保有するためにウォレット接続が必要です。 メタマスクなどのウォレットを使って接続します。

①画面右上のプロフィールアイコンをクリック。

出典:Courtyard

②Walletを選択し「Link Wallet」をクリック。

出典:Courtyard

③利用可能なウォレット一覧(メタマスク、Phantomなど)が表示されます。

出典:Courtyard

④メタマスクを選んだ場合はブラウザ拡張が起動するので、「接続」をクリック。

接続が完了すると、ウォレットアドレスの一部が画面右上に表示されます。

ステップ2:ETHからポリゴン(Polygon)へUSDCをブリッジ(送金)

CourtYardでNFTカードを購入するには、ポリゴン(POL)ネットワーク上のUSDC(ドル連動ステーブルコイン)が必要です。

ここでは、イーサリアム(ETH)メインネットからポリゴンへUSDCを送る手順を紹介します。

重要:ポリゴン上のガス代(POL)の準備方法

ポリゴンネットワークでUSDCを送金したりNFTを購入する際には、ガス代としてPOLが必要です。以下の2つの方法でPOLを準備できます。

     
  • 方法1:国内取引所でPOLを購入し、ウォレットに送金する。
    国内取引所での買い方・送金方法は、ポリゴンの買い方で詳しく解説しています。
  • 方法2:Stargateのブリッジ機能を利用して調達する。(後述)

Stargateを使ってブリッジする

イーサリアム上のUSDCをポリゴンへ送金する際は、Stargate(スターゲート)というブリッジサービスを使うとスムーズです。

①Stargate公式サイトにアクセスし、「Connect Wallet」よりウォレットを接続。

出典:Stargate

②画面上部の送信元(From)にイーサリアムメインネットの「USDC」を選択し数量を入力。送信先(To)にポリゴンの「USDC」を選択します。

③「Advanced Transfer」を選択し、Gas on destination を「Medium」に設定します。(※国内取引所でPOLを準備していない場合)

出典:Stargate

この設定をすると、受け取り後すぐに操作できるだけのガス代(ここではPOL)が自動的に付与されるため便利です。取引所でPOLを別途購入する手間を省けます。

④設定を確認したら「Transfer」をクリックし、メタマスクでトランザクションを承認。数分ほどでポリゴンネットワーク上にUSDCとガス代用のPOLが届きます。

ステップ3:NFTカードの購入と確認

ここでは、「パック(ガチャ)」を購入する方法をご案内します。操作はシンプルで、ウォレット接続とUSDC残高があればすぐに始められます。

①トップページのメニューから「Packs」を選択。

出典:Courtyard

②購入したいパックをクリックして、価格(USDC)や収録内容を確認します。

③「Buy Now」ボタンをクリックし、ウォレットでトランザクションを承認。

出典:Courtyard

④購入が完了すると、開封アニメーションの後、自動的にNFTカードがウォレットに届きます。

取得したカードは「Profile → Collection」でいつでも確認可能です。

出典:Courtyard

ステップ4:所有カードの取引

所有しているNFTカードを出品してみましょう。 出品するプラットフォームは、複数のweb3マーケットプレイスから選択可能です。

出品手順:

出品したいNFTカードの詳細ページを開き、「List for Sale(出品)」ボタンをクリック。

出典:Courtyard

ポップアップが表示されるので、希望の販売価格をUSDC単位で入力し、右下の「List for Sale(出品)」をクリック。

出典:Courtyard

接続中のウォレットでトランザクションを承認すると、カードは出品状態になります。

出品後は、マーケットプレイス上に自動的に反映され、他のユーザーが閲覧・購入できる状態になります。販売状況は「Profile → Activity」から確認できます。

補足

  • ・出品価格はいつでも変更・取消が可能です。
  • ・取引成立時には、USDCが自動的にウォレットに送金されます。
  • ・すべての取引はブロックチェーン上に記録され、透明性が確保されています。

USDCの引き出し方法

CourtYardでカードを売却すると、USDCは初期設定では「CourtYard Wallet」に入金されます。MetaMaskなど接続したウォレットには自動的に送られないため、手動で出金手続きが必要です。

出金手順:

①右上のプロフィールアイコンから「Manage Wallet」を選択。

出典:CourtYard

②「Wallets」からCourtYard Walletの「⋯」をクリックし、「Transfer Balance」を選択。

出典:CourtYard

③自身のウォレットアドレスを入力し、「Transfer」をクリックすると、USDCが自身のウォレットに移動します。

出典:CourtYard

注意:送金先のウォレットアドレスを間違えると資金が失われます。必ず自身のウォレットアドレスを正確に入力・確認してから送金してください。

ステップ5:実物カードとの交換(償還)

所有しているカードは、すべて実物のトレーディングカードとして安全に保管・保険付きで管理されています。

所有するNFTカードの詳細ページを開くと、横に「Redemption(引き換え)」ボタンが表示されます。このボタンから引き換えリクエストを送信すると、本人確認(KYC)と、送料・関税などの支払い手続きが案内されます。

手続き完了後、登録した住所宛に実物カードが発送されます。

出典:Courtyard

リスクと注意点

CourtYardは便利なサービスである一方で、Web3特有のリスクや注意点があります。 特にガチャ要素やNFT取引には不確実性が伴うため、冷静な理解と備えが不可欠です。

1. ガチャ(パック購入)による損失リスク
CourtYardの「パック(ガチャ)」はランダム方式でカードを入手する仕組みです。高額・希少カードを引き当てる可能性がある一方で、購入価格に見合わないカードが出る場合もあります。エンターテインメント要素が強いため、投資目的というよりはコレクションを楽しむ感覚で利用するのが望ましいでしょう。

対策: 余裕資金の範囲で楽しみ、過度な期待は避けること。

2. カード市場の価格変動リスク
NFTカードやトレーディングカード市場は、人気シリーズ・選手・流通枚数などの要因で価格が大きく変動します。購入時より価値が下がる可能性もあります。

対策: 価格変動を前提に行うこと。

3. 詐欺リスク
「公式を装った偽サイト」や「エアドロップ配布中」といった不審なDMから偽ページへ誘導される事例があります。悪意あるサイトでウォレットを接続させ、不正なコントラクトに署名をさせられることで資金を抜き取られる被害が増えています。

対策: 公式サイト・正規リンクのみを使用し、不審な署名リクエストは即座に拒否すること。

4. ウォレット管理リスク
特に注意が必要なのは秘密鍵やシードフレーズの流出です。SNSや不審なフォームで「シードフレーズの入力」を求められる手口があり、入力した瞬間に資産が盗まれる事例が多発しています。また、ウォレットの管理ミス(秘密鍵の紛失や不正アクセス)による資産損失も自己責任となります。

対策: 秘密鍵やシードフレーズは誰にも教えず、保管は紙やハードウェアでオフライン管理すること。

関連:メタマスクのセキュリティ対策、詐欺の手口、ウォレット利用上の注意点まとめ

5. スマートコントラクトおよびブロックチェーンリスク
CourtYard上のNFT取引は、ブロックチェーンとスマートコントラクトによって実行されます。これらのコードやネットワークに不具合・脆弱性が発生した場合、取引遅延や資産移転のトラブルが起こる可能性があります。

6. エアドロップの不確実性
CourtYardは現時点で独自トークンを発行しておらず、公式からエアドロップに関する発表もありません。一般的にWeb3プロジェクトがトークンを発行する際、早期ユーザーへのエアドロップが実施されるケースもありますが、実施の有無や条件は完全に未定です。「エアドロップがもらえる」という前提で行動すると、過剰な期待や不要な出費につながる可能性があります。

対策:エアドロップは不確実である前提を忘れず、余裕資金の範囲で行動すること。

以上のようなリスクを理解した上で、自身の責任で取引を行うことが重要です。

🎯 今すぐCourtYardを始める3ステップ

  1. bitbankでPOLを購入(最短即日)
  2. メタマスクにPOLを送金
  3. CourtYardでNFTカード取引スタート

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