ビットコイン（BTC）｜投資情報・リアルタイム価格チャート

ドイツ政府の連邦刑事警察庁は9日にも仮想通貨ビットコインの売却を続けたが、実際売れた分は減少しているようだ。ビットコインへの圧力が緩和されつつある。

暗号資産（仮想通貨）相場ではビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）が反発した。ドイツ政府やマウントゴックス（Mt.Gox）債権者の大口売りなど懸念が続く中、オンチェーン指標では買いシグナルが散見され、機関投資家の資金フローでは押し目買いの機運高まっている。

マウントゴックス債権者へのビットコイン返済について、仮想通貨取引所Bitstampは即座に対応を開始する意向であることがわかった。一方、債権者への弁済期間は60日設けているという。

米共和党は、仮想通貨を支持する姿勢を公開文書で表明。トランプ氏の過去の発言を裏付ける内容で、ビットコインのマイニングの権利を保護することなどを記載している。

東京証券取引所スタンダード市場に上場しているメタプラネットは先週に続き、7月8日に仮想通貨ビットコインを買い増ししたと発表した。

ドイツBKAのビットコイン売却は6月19日から継続しているもの。当初の保有数は海賊版サイトから押収した50,000 BTCだったが、現在同ウォレットに残るビットコインは23,787.7 BTCで、半分以下となった。

仮想通貨投資企業CoinSharesの調査責任者James Butterfill氏は、ビットコイン価格が、マイナーの平均採掘コストに非常に近い水準で推移していると指摘した。

暗号資産（仮想通貨）相場ではビットコインのリバウンド局面で買いが続かずに反落した。市場心理が悪化する一方、米国やドイツ政府のBTC売りは過大評価との見方がある。

ビットコインは今週反発するもドイツ・米国政府による継続的な売圧や米FRBのパウエル議長の発言などに影響され63000ドル台を超えられず。7月には多くの仮想通貨銘柄のトークン解除イベントがあり、アルトコイン一部への影響が懸念されている。

bitbankアナリストが、マウントゴックス（Mt.Gox）懸念などで900万円割れまで暴落した今週の暗号資産（仮想通貨）ビットコイン相場を分析。来週以降は、アク抜けからの復調までもう少しの辛抱か