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米資産運用大手フェデレーテッド・ハーミーズ、トークン化ファンド発行へ 2027年1Qのローンチを計画

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • インフラ企業プロメテウムと協業へ
  • 今後は自社での発行を目指す

トークン化ファンド発行へ

米大手資産運用企業フェデレーテッド・ハーミーズ(Federated Hermes、NYSE:FHI)は13日、トークン化証券ファンドを発行するために、ブロックチェーン基盤の証券のための市場インフラを提供するプロメテウム(Prometheum)と戦略的パートナーシップを締結したことを発表した。

今回の協業では、従来の市場とデジタル資産市場の架け橋になることを目指すと説明。そして、2027年1Q(1月から3月)にトークン化した最初のファンド商品をローンチする計画だと述べている。

フェデレーテッド・ハーミーズは1955年創設。2026年6月末時点の運用資産残高(AUM)は9,116億ドル(1ドル=158.33円換算で約144兆円)に上る。

これまでも同社はトークン化に関心を持ち、ゴールドマン・サックスなどと協業して、サードパーティによるファンドのデジタル版発行などを経験済みだ。

フェデレーテッド・ハーミーズのデジタル資産部門のディレクターを務めるケビン・バー氏は仮想通貨メディアCoinDeskに対し、今後はファンドのトークン化したシェアクラスを自社で発行することを目指していると説明した。

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両社の役割

プロメテウムとの協業についてフェデレーテッド・ハーミーズは発表で、ベンチマーク以上のリターンを目指すアクティブ運用の専門知識、受託者責任に対する長い歴史を持つコミットメント、グローバル市場において拡大を続ける一連のトークン化ソリューションを提供すると述べた。

また、プロメテウムは米規制下にあるブローカー・ディーラーの子会社を通じてデジタル証券のインフラを提供する役割を担うと説明している。

今回の協業の特徴の1つは、多くの米投資家が馴染みのある証券口座やアドバイザーとの関係性とブロックチェーンをつなごうとしていることである。

発表でフェデレーテッド・ハーミーズは、現在はトークン化ファンド、中でも特にマネー・マーケット・ファンドのトークン化商品が、注目すべきユースケースとして台頭してきているとの認識を示した。そして、初期のトークン化ファンドの発行事例は市場の関心や末端の投資家に対する価値を証明していると述べている。

マネー・マーケット・ファンドとは

投資家から資金を集めて運用する投資信託の一種。国債などで安全性の高い運用を行うことが特徴である。

今回の協業について、バー氏は以下のようにコメントした。

トークン化ファンドの提供は、従来の投資へのオンチェーンでのアクセスに対する需要の高まりを実感している我々のブローカー・ディーラーや投資顧問業の顧客にとって、必然の次のステップだ。

今回のプロメテウムとの協業によって当社は、運用や投資において他のファンド商品と同水準の厳格さを持ち、規制下で実績のある仲介業者を通じて金融商品を提供することによって、受託者責任に特化してきた歴史を継続することができる。

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