- エバーノースが第4四半期にXRPの運用を開始
- 元コインベース幹部のジャンデボーズ氏が運用統括
XRP運用の始動
仮想通貨XRPを保有するナスダック上場のトレジャリー企業エバーノースは14日の公式発表で、リップル、クラーケン、コインベース、ビットゴーの4社を最初の機関投資家向け実行パートナーに選んだと明らかにした。同社は4社と連携し、2026年第4四半期から、4億7,300万XRPのトレジャリーを積み増しつつ機関投資家向けの戦略で運用する。
エバーノースによると、4社は上場企業に必要な統制、報告、取引相手の基準を満たしながらXRPで収益を得る基盤になる。選定基準は、機関投資家向けインフラの厚み、ライセンスと資本、上場企業や資産運用会社への対応実績だという。
そこで第1段階では、既存の機関投資家向け取引先を通じて現時点で実行できる戦略を使い、リスク管理と監督はエバーノースの投資・リスクチームが担う。XRPレジャーの貸し出し(レンディング)・信用供与の機能が検証者(バリデーター)によって有効化され、実運用で実証された段階で、エバーノースは台帳上の分散型金融(DeFi)戦略を段階的に導入し、トレジャリー資金をオンチェーン市場に直接配分する方針だ。
ただし、提携契約はいずれも、通常のクロージング条件の充足と、必要な規制上・会社上の承認の取得が前提となる。
創業者兼最高経営責任者(CEO)のアシーシュ・ビルラ氏は「トレジャリーを働かせる」と述べ、XRPレジャー独自のクレジット市場が稼働すれば初日から資金を投じ、1株あたりのXRP保有量を増やす考えを示した。
解説記事:「資産をただ持つのではなく、働かせる」 エバーノースCEOが語るXRP運用戦略
XRPを中核資産に据えるエバーノース(Evernorth)のCEOアシーシュ・バーラ氏が、SBIの2億ドル出資、ナスダック上場計画、RLUSDと日本円ステーブルコインの関係を語ったCoinPost独占インタビュー。
上場の経緯と運用責任者
今回の発表に先立ち、エバーノースは9日に特別買収目的会社(SPAC)のアルマダ・アクイジション・コープIIとの統合を完了し、12日からナスダックで「XRPN」として取引を開始した。統合完了時点で、4億7,300万XRP(1,041億円相当)と、取引費用控除前で約3億ドルの現金を保有した。
こうした運用を統括するのは、コインベース・アセット・マネジメントで共同最高投資責任者を務め、12日に同社の最高投資責任者(CIO)への就任が発表されたヒューゴ・ジャンデボーズ氏だ。同氏は、上場企業の取締役会に説明できる取引相手が必要だとした上で、4社は現時点でその水準を満たしていると説明した。
CoinPost
編集部
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解説記事:エバーノース、ナスダック上場に合わせXRP運用の責任者に元コインベース幹部を起用
仮想通貨XRPを保有・運用するエバーノースは12日、元コインベース・アセット・マネジメント共同最高投資責任者のヒューゴ・ジャンデボーズ氏を最高投資責任者に迎えると発表した。ナスダック上場に合わせ、XRPの運用戦略を担う体制を整える。
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