ビットコイン下落もDeFi分野で注目動向、株式市場は日米共に小幅高|今週の仮想通貨市場ニュース

今週の相場の動きは

今週の各経済指数、仮想通貨等の動きを見ていく。

ビットコインは週を通して1.7%程の下落、株式市場の下落につられる展開となったが、ビットコイン大食い保有者の売りが急落を招いたとの指摘も。

水曜にはビットコインのマイニングが大幅な難化、16日に市場で取引が開始されたDeFiプロジェクトのCompoundは一躍注目を集め、COMPトークンも急伸したことで、DeFi市場を大幅にけん引した。

重要なニュースをまとめた記事は以下から閲覧できる。

関連:ビットコインなど、今週の重要ニュースまとめ


目次
  1. 各市場の騰落率
  2. 6/15(月)| ビットコイン急落で、マイニングも難化予想
  3. 6/16(火)|ビットコイン回復、急落はクジラの売却説
  4. 6/17(水)|ビットコインマイニングは難化、新ETFが米で申請
  5. 6/18(木)| ETH懸念に創設者が反論、手数料3億円事件の詳細明らかに
  6. 6/19(金)| アルトシーズンか、中国仮想通貨格付け最新版
  7. 6/20(土)| DeFiが急成長、巨大OIのオプションがカットオフへ

各指標の騰落率一覧

今週の騰落率は以下のようになった。

今週の騰落率(6/12~6/19)

Coinpostで作成

今月の騰落率(5/31~6/19)

Coinpostで作成

年初来の騰落率(12/31~6/19)

Coinpostで作成

(前の週、月、年の終値を用いて計算を行っている。)

6/19までのビットコインチャート

出典:TradingView

6/15(月)| ビットコイン急落で、マイニングも難化予想

ビットコイン、明日にも今年最大の「難易度難化予想」 中国ではファーム火災報告も

ビットコインは15日21時ごろに次回の難易度調整を迎える予定。予想調整幅は「16.7%〜17.08%」で、18年以降最大の難化調整となる予定。一方、中国ではファームの火災報告などBAD NEWSも報告されている。 (記事はこちら

ビットコイン急落で8000ドル台に、日経平均株価は前日比774円安と暴落

株式市場の暴落に連れ安するように、15日のビットコインは、一時前日比5%安の96.3万円(8950ドル)と大幅安となった。背景として、新型コロナウイルスの第二波と世界経済への悪影響懸念が米国や日本で広まっていることが指摘される。 (記事はこちら

6/16(火)|ビットコイン回復、急落はクジラの売却説

ビットコインがダウ連動で大幅上昇した背景、「クジラ指標」は2017年9月の仮想通貨バブル前水準に=仮想通貨市況

新型コロナに関する株式市場リスクオフでダウ相関を強めていたビットコイン価格は8900ドルから一時9500ドルまで急騰、再び100万円台を回復した。2017年の仮想通貨バブル水準に達した、大口投資家を示す「クジラ」のBTC保有数が示すものとは。 (記事はこちら

1年以上移動していないビットコインは60%超 過去4年間で最高水準へ

ブロックチェーン分析企業Glassnodeのデータから、全ビットコインの内60.63%が最低1年間は移動していないことが分かった。専門家が現状や要因を分析している。 (記事はこちら

15日のビットコイン急落、仮想通貨取引所Geminiでクジラの大量売却か

15日のビットコイン急落局面において、大口投資家(クジラ)の利用率が高い取引所米Geminiでの大量入金(インフロー)が確認された。今後の売り圧力を警戒する声も。 (記事はこちら

イーサリアム創設者、PlanB提唱のビットコインS2Fモデルの有効性を疑問視

イーサリアム(ETH)の共同創設者ヴィタリックは、PlanBなどが提唱するストック・フローモデル(S2F)によるビットコイン価格の高騰を否定した。ビットコイン半減期に伴う希少性が価格の上昇の裏付けになっているかは明らかではないと指摘。 (記事はこちら

6/17(水)|ビットコインマイニングは難化、新ETFが米で申請

飛躍的に成長するビットコインオプション市場、ダウ乱高下で足元不安定な相場が続く=仮想通貨市況

skewデータによれば、米CMEのビットコインオプション市場規模が直近2ヶ月で急拡大している。新型コロナで世界経済の不確実性が懸念されるなか、機関投資家の関心がビットコインなど仮想通貨市場に向いている。 (記事はこちら

ビットコイン難易度調整、「+14.95%」で完了

ビットコインネットワークは17日、マイニングの難易度を「+14.95%」で完了した。1回の難化調整としてはビットコインバブルのピークにあたる2018年1月以来最大の調整幅になる。 (記事はこちら

ビットコイン先物を投資対象とするデリバティブ型ETF、米SECに申請

ビットコイン先物取引を投資対象とするデリバティブ型のETF(上場投資信託)が17日、証券取引委員会(SEC)に提出されたことがわかった。(記事はこちら

BitMEX、ビットコイン採掘ASIC業界の「新時代」を考察

BitMEXの最新リサーチは16日、ビットコインのハイスペック採掘マシンASICを製造する業界全体が再編する可能性を指摘。ASIC製造企業は最終的に2、3社だけが生き残るとの見通しを示している。 (記事はこちら

6/18(木)| ETH懸念に創設者が反論、手数料3億円事件の詳細明らかに

「新型コロナのパニック相場で激変、ビットコインと米株市場の相関」著名アナリストが過去データから考察

新型コロナ第2波懸念拡大に伴いNYダウが混乱するなか、ビットコインなど仮想通貨市場が相関を強めている。多大な影響を及ぼす市場連動性について海外の著名アナリストが分析した。 (記事はこちら

イーサリアムのインフレ懸念にヴィタリックが反論「供給量は当初の見積もりより少ない」

イーサリアム創設者が、ETHの供給量は当初の見積もりより少ないと明かした。資産運用会社がETHに対して示したインフレ懸念へ反論した格好になった。 (記事はこちら

少額仮想通貨送金で「手数料約3億円」 謎のイーサリアムトランザクションの送金主が判明

少額送金にも関わらず、イーサリアムのネットワーク上で高額な手数料が複数回支払われたという先週の事例が進展した。送金主や原因などの詳細が明らかになった。 (記事はこちら

6/19(金)| アルトシーズンか、中国仮想通貨格付け最新版

アルトシーズン再来思惑も、仮想通貨ビットコインは長い支配の終焉を迎えるのか?

市場では、半減期を終えたビットコインのドミナンス(支配率)推移がチャート上で局面に。CROが大幅上昇しているほか、VeChain(VET)が前月比90%高となるなど一部個別銘柄は活況で、アルトシーズン再来思惑も膨らんでいる。 (記事はこちら

トレードに利用されているのは全ビットコイン流通量の「19%」=Chainalysis

6月までにマイニングされたビットコインの内、約19%しかトレードに使われていないことが分かった。ブロックチェーン分析企業Chainalysisがデータを公開した。 (記事はこちら

中国仮想通貨格付け最新版:ビットコインとXRPが2ランクUP

中国産業情報技術省(CIID)は18日、37のパブリックチェーンを総合的に評価した格付けランキングの最新版を公開した。ビットコインとXRPの順位が共に2段階引き上げられた。 (記事はこちら

コインベースProとFTX、DeFiトークンCOMPの新規上場を発表

米取引所コインベースProおよびデリバティブ取引所FTXが分散型金融CompoundのCOMPトークンの新規上場を発表。COMPは再び高騰中。 (記事はこちら

6/20(土)| DeFiが急成長、巨大OIのオプションがカットオフへ

Deribitのビットコイン・イーサリアムオプション、10億ドルOIが来週カットオフ

歴史的OIが来週カットオフ 6月26日に、大手デリバティブ取引所Deribitのビットコイン・イーサリアムのオプションはカットオフ(権利行使の締め切り)を迎える。歴史的に10億… (記事はこちら

Compoundでテザー(USDT)の供給量が200倍以上、COMPの受け取り競争が背景か

DeFiプラットフォームCompound上でテザー(USDT)の供給量が急増。その理由は独自トークンCOMPと関係している。 (記事はこちら

米SEC長官が交代の見通しか、仮想通貨規制やビットコインETFへの影響も

トランプ大統領はSECのJay Clayton長官について、新たにニューヨーク州南地区の地方検事への任命を検討中。これまで非承認とされていたビットコインETFにも希望か。 (記事はこちら

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