米TIMEマガジン、仮想通貨およびNFT分野にも事業展開か

著名誌がビットコイン関連人材を募集

米老舗ニュースマガジンの「TIME」がビットコイン・その他仮想通貨に詳しい最高財務責任者を募集していることがわかった。

TIMEは1923年に創刊された、世界初のニュース雑誌。政治経済だけでなく、ITやエンターテイメントまで世界のあらゆるトレンドを網羅。TIMEのホームページによると、現在の週間購読者数は世界で2,000万人に上る。

今回、仮想通貨関連人材における募集の目的こそ説明していないが、応募条件には、MBAやCPAの学位や金融関連ソフトウェアの経験、税務・規制課題への認識のほか、「ビットコイン・仮想通貨に理解がある」といった項目もある。これらの要素から、MicroStrategy社やテスラ社などのようにビットコイン(BTC)を財務資産に組み入れる計画ではないかと指摘される見方もみられている。

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NFTオークションも

上述した求人公開の同日に、TIMEはNFT(非代替性トークン)オークションを発表。オークションにかけたのは、3つのTIME誌カバーによるNFTトークンで、NFTマーケットプレイスSuperRareで行っている。3月24日までのオークション期間を設定している。

下図にある『法定通貨の将来性は絶たれたか』という3月29日号のカバーのNFTが最も高い入札額がオファーされ、20ETH(約370万円)に及ぶ。(執筆時)

出典:SuperRare

また、『法定通貨の将来性は絶たれたか』というカバーの説明では、TIMEが「法定通貨はゴールドやシルバーのような物理的コモディティに裏付けされていない通貨であり、ビットコインやドージコインのような仮想通貨はそのシステムを変えようとしている」と、仮想通貨の理念に対する理解を示している。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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