仮想通貨取引所FTX、NBAスターのステフィン・カリー選手と提携
ステフィン・カリー氏がFTXのアンバサダーに
大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTXは7日、米NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)の著名選手、ステフィン・カリー氏と長期的に提携することを発表した。
カリー氏はFTXのアンバサダーとなり、FTXの株式(エクイティ)を取得し、運営する財団「Eat.Learn.Play.」が慈善事業でFTXと提携するという。
カリー氏は強豪チーム『ゴールデンステート・ウォリアーズ』のポイントガード(PG)で、これまで計3回のNBAチャンピオンシップを獲得。先日、SNSのアイコンを人気NFTプロジェクト「Bored Ape Yacht Club」の作品に変えたことで仮想通貨・NFT界隈から注目を集めた。
さらに昨日、「クリプトゲームを始めようと考えているが、何かアドバイスはないか」とSNSで発信し、メタバース(仮想世界)などへの関心も示している。
今回FTXとの提携について、カリー氏は「FTXがコミュニティに還元するのを大事にしているところは私自身の考え方に似ている。これから一緒に何を成し遂げられるか楽しみだ」とコメントした。
また、FTXのサムCEOもコメントを寄せており、「カリー氏はFTXの慈善活動にとって最適の人物だ。バスケットボールにおいても、投資や事業においてもFTXのコアバリューに合っていると考えている」と語った。
FTXはこれまで、米NFL(プロフットボール)の著名選手トム・ブレイディ氏や大物ルーキーのトレバー・ローレンス氏などの選手とも提携し、スポーツ業界へのプレゼンスを増している。
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