米グレースケール、ステラなど3銘柄の投資信託を主要OTCに上場

OTCQXに3つの投資信託上場

米最大手暗号資産(仮想通貨)投資企業グレースケールは、ステラ(XLM)、ジーキャッシュ(ZEC)、ホリゼン(ZEN)の投資信託を主要OTC取引所OTCQXに上場させたことを発表した。

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これらの銘柄の投資信託はグレースケールが以前から販売しているもので、OTCQXに上場することでセカンド市場で取引が可能になった。ティッカーシンボルはそれぞれ、GXLM(ステラ)、ZCSH(ジーキャッシュ)、HZEN(ホリゼン)だ。

グレースケールはビットコイン投資信託(GBTC)を中心とした仮想通貨の投資信託を機関投資家や適格投資家に提供するデジタル資産運用大手。18日時点での資産運用残高(AUM)は6.1兆円にのぼり、GBTCのほうは4.4兆円規模だ。

一方、GXLMが約34億円、ZCSHが約54億円、そしてHZENは約57億円と記録されている。

OTCQXでは、GBTCやイーサリアムの投資信託(ETHE)、ビットコインキャッシュの投資信託(BCHG)も取引されている。

ビットコイン現物ETFの申請予定

グレースケールのコミュニケーションディレクターJennifer Rosenthal氏は月曜日、GBTCを現物ETF(上場投資信託)に転換する予定があることを明かした。

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当初は米CNBCが関係筋の話として報じたもので、のちにRosenthal氏がSNSで、「SECが明確な信号を出せば、グレースケールは正式に転換の手続きを行う」と説明した。

現在、SECはProSharesの先物ベースのETFを承認したが、現物ETFに対してはまずVanEckのETFについて11月14日前後に最終判断を発表する予定だ。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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