米小売大手ウォルマート、ビットコインATMのパイロットプログラムを開始

ビットコインATMを試験導入

米小売大手ウォルマートが10月、米国内の200拠点でビットコイン(BTC)を購入できるATMを導入していたことがわかった。ブルームバーグや暗号資産(仮想通貨)メディアのコインデスクが報じた。

ウォルマートは米国の最大手小売りチェーン。世界有数の大手企業で、日本でもスーパーチェーン「西友」の大手株主として約18年以上事業を展開していた経歴を持つ。

日常的に利用する場所でビットコインの購入が可能になることで、米国市民にとってより身近なものになるとの声も少なくない。

仮想通貨ブローカー企業BitOodaのSam Doctor CSO(最高戦略責任者)は「ウォルマートにビットコインATMが拡大することでより多くの人々にアクセスを拡げることになる」とコメント。また、仮想通貨の正当性の向上にもつながるとした。

ビットコインATMはCoinstar社製のもので、ウォルマートの関係者によると、米国各地の200店舗で今月よりパイロットプログラムを開始していたという。

隠密に開始した理由とは

ウォルマートが仮想通貨ATMの試験的な導入を密かに開始した背景には、9月のライトコイン(LTC)関連のフェイクニュース騒動が関与しているものと考えられる。

9月13日、大手PRニュースサイトGlobeNewswireにウォルマートがライトコインと提携したとする旨の偽造プレスリリースが投稿され、大手メディアもこれを引用して両社の提携を報道。しかし、その後ウォルマート社が「報道はフェイクニュースである」と述べ、公式声明で否定した。

ウォルマートとの提携の情報で、ライトコインは一時急騰していたが、報道がフェイクニュースと判明した後は反落していた。

関連:ウォルマート、ライトコイン提携の報道を否定

ただ、フェイクニュース騒動以前の8月には、仮想通貨プロダクトの責任者の求人を開始するなど、仮想通貨・ブロックチェーン領域の事業強化を図っていることも伺える。

2019年には一時独自のステーブルコインを発行する計画を打ち出し、米国特許商標局に「ブロックチェーンを利用する独自ステーブルコイン」の特許も申請したことがあった。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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