新規メタバースファンド、a16z投資家などから110億円調達
Sfermionの新規メタバースファンド
米シカゴ発の投資企業Sfermionは新規のメタバースファンドで複数の著名ベンチャー投資家から110億円を調達したことがわかった。
関連:次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは|ブロックチェーンとの関係も解説
このファンドは、分散型メタバース(仮想世界)の開発・運用を手がけるスタートアップに投資するもので、主に分散型ネットワークのプロトコルやデジタルアイテム、VR/ARが利用されるものが対象になるという。
また、ファンドに出資した投資家には、米著名VC「a16z」のジェネラルパートナーChris Dixon氏、億万長者投資家Alan Howard氏、仮想通貨業界の著名人Winklevoss兄弟、米最大手仮想通貨投資企業DCGが挙げられる。
関連:ソフトバンクなどが主導、米最大手仮想通貨投資企業DCGの800億円私募
The Blockの取材に答えたSfermionのマネージングパートナーAndrew Steinwold氏は、ファンドはトークンやNFT(非代替性トークン)、エクイティ(株式)の購入で投資することになると話していたという。
「メタバース」に関しては、先週フェイスブック社がメタバースの事業に注力する計画に合わせて社名を「Meta」に改名したことを受け、セクター全体が動意付いた。関連の仮想通貨銘柄SANDやENJ、ATLASもフェイスブック社の改名後、乱高下していた。
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します