米CME、個人投資家向けのイーサリアム先物取引をローンチ
2つ目のマイクロ仮想通貨先物取引
米大手デリバティブ取引所CME(シカゴマーカンタイル取引所)は6日、マイクロイーサリアム(ETH)先物取引を正式にローンチした。
ローンチの計画が発表されたのは11月で、12月6日にローンチ予定だった。
「マイクロイーサリアム先物」は、個人投資家でもアクセスしやすいように先物の最小ロットを「1/10のETH」とするという。今年2月にローンチされたCMEのイーサリアム先物は最小ロットが50ETH(約2,600万円)で、主に大口投資家や機関投資家を運用対象としている。
CMEは過去にも個人投資家向けにマイクロビットコイン先物(MBT)を提供開始した。仮想通貨のマイクロ先物取引のオファーを増やし、顧客基盤を拡大しようとしているようだ。
関連:CMEイーサリアム先物とは|主な特徴や市場参加者について元プロトレーダーが解説
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します