ペプシが独自NFTを無料配布へ イーサリアム利用

PepsiのNFTシリーズ

世界的な大手飲料メーカーPepsi(ペプシ)社は10日、独自のNFT(非代替性トークン)シリーズ「Pepsi Mic Drop」をリリースする方針を発表した。来週14日からイーサリアム(ETH)ブロックチェーン上で配布を開始する。

米国で著名インフルエンサーとして定評のある起業家のGary Vaynerchuk氏が手がけるコンサル企業VaynerNFTがデザインなどを担当。ペプシ社としては初の試みとなるNFTドロップでは、同社の創業年にちなみ、1893枚のNFTを発行する予定だ。

NFTはペプシ社と馴染みの深い音楽業界へのオマージュとしてマイクがベースのデザイン。クリスタル・ペプシやペプシゼロなど、歴代の限定ペプシなどを含む缶を基にマイクや背景、アイテムが全てアルゴリズムによって生成されており、それぞれレア度が異なる。

出典:Pepsi

NFTはERC-721規格となっており、コストは無料で発行が可能。

受け取る為には日本時間11日午前2時に解禁されるウェイティング(予約)リストに署名する必要がある。リスト入りできた場合、14日にNFTのミンティングが可能となるが、この際に別途ガス代が発生してイーサリアム(ETH)が必要となる。

なお、発行される1893枚のNFTの内、50枚は今後開催予定の限定イベントなどで配布されるため、来週のミンティングでは配布対象とならない。

続報

ペプシは日本時間11日に2時に、予約リストのエントリーを公開した。

予約へのエントリーで、MetaMaskなどのウォレットによる署名の仕組みをとっており、この段階ではガス代を支払う必要はない。

エントリーの結果が出るのは12月14日で、最初にエントリーした1,843名のユーザーのリストに入っているかどうか確認できる。

今回のエントリーオープンには多くのユーザーが殺到し、一時的にサイトが作動しなかった状態にあったが、ペプシは公式ツイッターで「仮にエントリー成功の画面が出なくても、必ずしも失敗したことを意味するのではないため、14日に確認してください」と説明した。また、ボットによるエントリーを防止する対策もとっているようだ。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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