米ビール大手バドワイザー、初のNFTコレクションをリリース

バドワイザー初のNFTコレクション

米大手ビール銘柄の「バドワイザー」は29日、最初のNFT(非代替性トークン)コレクションをリリースした。

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コレクションは「Budverse Cans Heritage Edition」と名づけられており、バドワイザーの最初の缶ビールが発売された年(1936年)にちなんだ、1,936個のデジタル缶で構成されている。これまでのバドワイザーの歴史の中で生み出されてきた写真や広告、デザインを使用して作られた。

同社によると、それぞれのNFTは、「Budverse(バドバース)」へアクセスし、NFT保有者限定の特典やサプライズを楽しむための「鍵」としても機能するもの。法的に飲酒可能な年齢の者のみが、特典の対象になる。

「バドバース」が何かについて、詳細はまだ明かされていないものの、その名前からは、バドワイザーがメタバースを念頭に置いている可能性も示唆される。

メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使い、様々な楽しみ方ができる。例えば、『The Sandbox』というゲーム内のメタバースでは、ボクセルアート制作ツールやゲーム制作ツールが提供されており、ユーザーはそのなかで自作のゲームや施設を作ることができる。

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セール開始数時間で完売

1,936個のNFTのうち、36種類はゴールドNFTと呼ばれるレアなトークンで、公式セールでは999ドル(約11万円)で販売。バドワイザーは、このNFTについて「バドバースで最高の体験をするためのVIPチケット」で特典も豪華なものになると説明している。

残りの1,900個は、コアNFTと呼ばれており、価格は499ドル(約6万円)で、これらにも特典が付く。

NFTを購入した人々は、バドワイザーの呼びかけに答えてツイッター上でトークンを披露している。

「Budverse Cans Heritage Edition」は、公式セールの開始から数時間で完売。現在は二次流通市場としてNFTマーケットプレイスの「OpenSea」で取引されている。

記事執筆時の最低価格は0.448イーサリアム(ETH)(約23万円)で、すでに302イーサリアム(約1.5億円)の取引が行われている。

過去のNFT事例

バドワイザーは8月、公式ツイッターのプロフィール画像として約275万円でNFTを購入。同時に、イーサリアム・ネーム・サービス(ENS)が提供するアドレス名「Beer.eth」も約1,000万円で購入していた経緯がある。

イーサリアム・ネーム・サービス(ENS)とは、暗号資産(仮想通貨)ウォレットの公開鍵アドレスを簡略化し、人間が読むことのできる文字列にカスタマイズするものだ。

現在、米国バドワイザーの公式ツイッターアカウントはこの「Beer.eth」をアカウント名として設定している。

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