大手DEXのUniswap、ウクライナへの募金活動を支援
募金のためのトークン交換を容易に
大手DEX(分散型取引所)Uniswapは1日、ウクライナ政府への募金活動を支援し、ERC-20規格のトークン交換を容易にするツールを公開した。
背景には、26日にウクライナ政府がロシア軍による侵攻を受ける中、仮想通貨寄付を呼びかけていたことがある。ウクライナ政府は当時、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ERC-20規格のテザー(USDT)のアドレスを公開したが、より多様なERC-20規格のトークンによる寄付は直接受け付けていない。
Uniswapはそれを受け、「ERC-20規格のトークンで寄付したいユーザーのために、トークンをETHと交換できるインターフェースを立ち上げた」と発表した。
上述の3銘柄のほか、ウクライナ政府は1日にポルカドット(DOT)による募金にも対応開始。ポルカドットの創設者であるGavin Wood氏が6.6億円相当のDOTを寄付している。
また、同政府は2日にソラナ財団やソラナラボなどの協力のもと、ソラナ(SOL)への対応を始めた。これからより多くの銘柄にも対応していくとした。
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