米フィデリティ、メタバース系を含む2つのETFを提供予定

2つETF

世界的大手金融機関フィデリティは12日、仮想通貨・ブロックチェーンに関連する2つのETF(上場投資信託)の提供を予定していることを発表した。

1つ目は「Fidelity Crypto Industry & Digital Payments ETF」というもので、少なくともポートフォリオの8割を「フィデリティ・クリプト・インダストリー アンド デジタル・ペイメント・インデックス」という指数をもとに仮想通貨取引所やマイニング企業、ブロックチェーン技術企業、決済プロセッサーの株式投資に充てる。仮想通貨には直接投資しない。

もう1つは、「Fidelity Metaverse ETF Track Fidelity」というファンドで、「フィデリティ・メタバース・インデックス」を基準として、少なくともポートフォリオの8割の資金をメタバースに関連する開発・製造・分配・商品販売・及び関連サービスに携わるグロバールの上場企業の株式に投資する。このETFはフィデリティが今年1月にSECに申請を提出したものだ。

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これらのETFは4月21日前後に取引可能になる見込みだという。

フィデリティについては昨年申請していた現物ビットコインETFは今年の1月にSECに非承認されたが、その後はETFに似たビットコインのETP(上場取引型金融商品)をドイツとスイスでローンチしていた。

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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