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イーサリアム、メインネットで「Shadow Fork」を実施 PoS移行へ前進

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムがストレステストを実施

イーサリアム財団で開発・運用に携わるParithosh Jayanthi氏は11日、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のメインネットで「シャドーフォーク(Shadow Fork)」を実施したことを発表した。

同氏によれば、シャドーフォークとはストレステストのこと。テストネットではアクティビティが少ないため、同期やステート(状態)の増加に関する想定が正しいか、負荷(ストレス)をかけてテストを行うという。シャドーフォーク実行後に「小さな問題」が発見されたというが、ブロックを生成し、ファイナライズにも成功したと報告している。

イーサリアム財団とは

イーサリアムとその関連技術の開発をサポートする非営利団体。イーサリアムの開発や管理を主導する企業・組織ではなく、エコシステムの一部という位置付けである。

▶️仮想通貨用語集

イーサリアムは現在、大型アップグレードに向けて開発が進行中だ。コンセンサスアルゴリズムを現在の「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」から「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」へ変更する「The Merge」を2022年2Q(4月から6月)に行う計画で、今回のシャドーフォークはそのためのテストである。

関連:イーサリアム、PoS移行に進展 最新テストネットで「The Merge」を実行

ギャラクシーデジタルのリサーチャーによれば、イーサリアムのアップグレードを率いるTim Beiko氏は「シャドーフォークの結果は、The Mergeの実施時期を決めるために重要な役割を果たす」と説明したという。

今後の計画

Jayanthi氏はメインネットでシャドーフォークを行うのは今回が初めてであると説明し、PoSへの移行について多くの学びがあるだろうと期待を寄せている。来週ぐらいには同期のテストを行ったり、参加するユーザーを拡充したりして、これからもテストを進めていくとした。

また、日本時間の15日23時からコア開発者の会議も予定。先月ローンチされたテストネット「Kiln」の最新状況や今回のシャドーフォーク、次期アップグレード「Shanghai」について話し合うという。

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