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イーサリアム、PoS移行に進展 最新テストネットで「The Merge」を実行

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムの大型アップグレード

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)は15日、最新のテストネット「Kiln」をローンチし、「The Merge」を実行したことが分かった。

The Mergeとは、コンセンサスアルゴリズムを「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」に変更する大型アップグレード。まだテスト段階なので問題も指摘されてはいるが、PoSでネットワークが稼働しており、トランザクションを含んだブロックが生成されたことも報告されている。長期に渡って期待されている大型アップグレードに、また一歩近づいた。

PoSとは

保有(ステーク)する仮想通貨の割合に応じて、ブロックを新たに承認・生成する権利が得られるコンセンサスアルゴリズムのこと。

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イーサリアム財団は昨年12月、The Mergeのテストネット「Kintsugi(金継ぎ)」の稼働開始を発表。バグや問題点を見つけて修正し、フィードバックを反映させたソフトウェアを導入して、最終テストを行う予定だと説明していた。

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今回ローンチされたKilnは、Kintsugiの次のバージョンとなるThe Merge用のテストネット。イーサリアム財団は「Kilnは、パブリックテストネットをアップグレードする前の、The Merge用の最後のテストネットになる予定だ」と説明した。その上で、アプリやツールの開発者やノードらにKilnをテストするように強く促している。

メインネットでの実行時期

イーサリアムのメインネットでThe Mergeを実行する時期についてイーサリアム財団は、今回の発表時点では未確定とした。これまでKilnではブロック生成で問題が報告されており、現在も調査・修正が進められている。

今後については、Kilnで問題がないことを確認した後、GoerliやRopsten等の既存のテストネットでもThe Mergeを実行。そこでも問題ないことを確認し、メインネットにスムーズに移行するための調整をした時に初めて、メインネットでThe Mergeを実行する日付を正確に判断できるようになるとした。

12月にKintsugiをローンチした際は、2022年の1Q(1月から3月)か2Q(4月から6月)にThe Mergeをメインネットでローンチするとしていたが、現在は2022年2Qの終わりまでにローンチすると説明している。

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