4つ目のビットコイン先物ETF
米SEC(証券取引委員会)は6日、上場投資信託プロバイダーのTeucrium Trading社が申請したビットコイン先物ETFを承認した。
Teucriumは昨年5月に申請をSECに提出。承認を受け、ニューヨーク証券取引所のArca取引所に上場することになる。Teucrium社のビットコイン先物ETFはSECが承認した4つ目のビットコインETFだ。
関連:VanEckのビットコイン先物ETFが取引開始、米3例目
関連:米国初の「ビットコイン先物ETF」上場で今後の影響は|先物の元プロが解説
Teucrium Tradingは主に農産物のETFを提供する業者だ。2011年に米国で初めて農産物コモディティのETFを導入し、大豆ファンドや小麦ファンド、砂糖ファンドなどを運用している。
インバース型ビットコインETFの申請も
SECが最初に承認したビットコイン先物ETFを提供するProShares社は5日、インバース型のビットコイン先物ETFの申請をSECに提出した。
このインバース形のETFは-1xのレバレッジでカナダで取引されるHorizons ETFに対しショートポジション(空売り)を取るものだ。
昨年にはビットコイン先物ETFの承認後に、複数の企業からインバース型のビットコイン先物ETFの申請が提出されたが、SECは承認しない方針を示した背景がある。
関連:米Direxion インバース型ビットコイン先物ETFの申請を取り下げ