はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨ハードウェアウォレット利用者に「偽の手紙」、物理的フィッシング詐欺発生

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

新手詐欺発生

サイバーセキュリティ専門家らの報告によると、仮想通貨ハードウェアウォレット大手Trezor(トレザー)およびLedger(レジャー)の利用者を標的とした、物理的な郵便物(ダイレクトメール)によるフィッシング詐欺が発生している。利用者の自宅に直接、公式を装った偽の通知書が届いている実態が明らかとなった。

送付された偽の書面には、デバイスの安全性を確保するための「強制的な認証チェック」が必要であるとの旨が記されている。具体的には2026年2月15日といった直近の期限を設定し、対応しない場合はデバイスの機能が制限されると警告して、利用者にQRコードの読み取りを促す巧妙な内容だ。

QRコードを介して誘導されるウェブサイトは、公式ページを装ったもの。サイト上では、最終的に「リカバリーフレーズ(シードフレーズ)」の入力を求められるが、ここで情報を入力してしまうと、攻撃者のサーバーへデータが送信され、ウォレット内の資産を即座に盗まれる仕組みとなっている。

この攻撃において特筆すべきは、攻撃者がウォレット保有者の氏名や住所を正確に把握している点だ。流出経路は特定されていないが、過去に発生した関連企業のデータベース漏洩などの情報が、物理的な攻撃のターゲット選定に悪用されている可能性が極めて高いと分析されている。

これに対しTrezorとLedgerの両社は、公式サポートページ等を通じて「郵便でセキュリティ通知を送ることはない」と明確に否定している。また、いかなる理由があろうとも、メーカー側が利用者のリカバリーフレーズをオンライン上で入力させたり、共有を求めることは決してあり得ないと注意を喚起した。

仮想通貨のセキュリティ対策は、オンライン上の不審なリンクだけでなく、物理的な書面に対しても警戒が必要な段階に入っている。手紙という媒体はデジタルよりも信頼されやすい傾向にあるが、そこに記載された情報の真偽を公式のサポートチャンネルを通じて直接確認することが、自己資産を守るための鉄則となる。

関連:バイナンス・フランスのトップを狙った住居侵入、3人が逮捕=報道

関連:ClawHubのAIエージェントにマルウェア 仮想通貨盗難に警告

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/03 金曜日
11:15
450億円相当のドリフトハッキング、不正流出の手法は?
仮想通貨ソラナ基盤の分散型取引所「Drift」が約450億円規模のハッキング被害を受けた。ソーシャルエンジニアリングなどを組み合わせた高度な手口が使われた可能性が高い。
09:49
リップルのRLUSD寄付、米国中小企業に905件融資・約1000件の雇用創出を実現
リップルが2025年9月にXRPL上のRLUSD1,500万ドルをAOFへ寄付。905件の融資実行、5,360万ドルの資本展開、1,003件の雇用創出・1,631件の雇用維持という具体的成果が明らかになった。
09:40
ネットスターズ、姫路のトレカ店でUSDC決済の実証実験を開始 インバウンド需要に対応
株式会社ネットスターズは2日、兵庫県姫路市のトレーディングカード専門店でステーブルコイン(USDC)決済の実証実験第2弾を開始。ソラナネットワークを活用し、小規模店舗における次世代決済インフラの有用性を検証。
08:35
サークルがラップドBTCに参入、「cirBTC」をイーサリアム・Arcで先行展開
USDCの発行元サークルが機関投資家向けラップドビットコイン「cirBTC」を発表した。BTCと1:1の完全オンチェーン検証に対応し、DeFi市場における中立的な標準規格を目指す。
07:55
テレグラムのウォレットが永久先物をローンチ
テレグラムのソリューション「ウォレット・イン・テレグラム」は、永久先物取引機能をローンチしたことを発表。仮想通貨や株式、原油など50超の資産を最大50倍のレバレッジで取引できる。
07:45
米CFTC、予測市場の管轄権を巡り3州を反訴
米商品先物取引委員会と司法省は2日、予測市場への州規制を強めるイリノイ州など3州を提訴した。ポリマーケットやカルシに対する州独自の停止命令が連邦法の独占的管轄権を侵害しているとし、連邦最高法規条項に基づく差し止めを求めている。
07:15
イーロン・マスクのX、仮想通貨詐欺対策に本腰 自動ロック機能の導入で99%抑止目指す
イーロン・マスク氏が率いるX(ツイッター)が、アカウント乗っ取りによる仮想通貨詐欺を抑止する自動ロック機能の導入を表明した。フィッシング被害が後を絶たない中、プラットフォームの安全対策が新たな局面を迎える。
06:29
予測市場大手ポリマーケットが伝統金融へ拡大、金や株価指数の価格データをPyth経由で取得
予測市場大手のポリマーケットが伝統的資産への本格参入に向け、機関投資家級の価格配信網Pyth Proを統合した。背景にはニューヨーク証券取引所親会社ICEによる巨額投資と、企業評価額200億ドルを見据えた市場支配力の強化がある。
05:45
コインベース、全米トラスト会社設立の条件付き承認を取得 銀行業務には参入せず
米最大手仮想通貨取引所コインベースが米通貨監督庁(OCC)から全米トラスト会社設立の条件付き承認を取得。銀行業務には参入せず、カストディ事業の連邦規制統一を目指す。
05:30
ボラティリティ・シェアーズ、カルダノやステラなど3仮想通貨のETFを計6本上場
米国のボラティリティ・シェアーズが、カルダノ、ステラ、チェーンリンクの1倍・2倍ETF計6本をCboeに上場。CEOジャスティン・ヤング氏は機関投資家級のツール拡充を強調。
05:00
米ネオバンクSoFiが法人向け銀行参入、仮想通貨と法定通貨を1つの基盤に統合
米国最大級のオンライン融資会社SoFiテクノロジーズが法人向け新サービス「ビッグ・ビジネス・バンキング」を発表。国家認可銀行の規制基盤のもと、仮想通貨と法定通貨を24時間一元管理できる点がグローバル展開を急ぐ機関投資家の注目を集めている。
04/02 木曜日
17:53
コインベースCEO、ビットコインの量子耐性対応に「自ら時間を割く」と表明
コインベースCEOのアームストロング氏がビットコインの量子耐性対応に個人的に関与すると宣言。同社は諮問委員会設立に続き、業界横断ワーキンググループの結成も主導する。
17:08
メタプラネット、5075BTCを追加取得 累積保有4万突破
メタプラネットが2026年第1四半期に5,075BTCを追加取得し、累積保有が4万177BTCに。インカム事業収益を活用した実質純取得単価は約1,196万円と四半期VWAPと概ね同水準。
17:00
米クラリティー法案、成立は実現可能か?上院を阻む3つの対立点
米国の仮想通貨市場構造法「クラリティー法案」が上院で難航。ステーブルコイン利回り問題でコインベースが支持を撤回し、DeFi規制・倫理条項も対立。中間選挙前の成立を目指すが、道筋は依然不透明だ。
15:42
コインベースCLO、クラリティ法のステーブルコイン利回り交渉「48時間以内に進展」と発言
コインベースのCLOポール・グリーウォルが、クラリティ法におけるステーブルコイン利回り問題について48時間以内の進展を予測。仮想通貨業界と銀行業界の交渉の行方が注目される。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧