エルサルバドル政府、数ヶ月ぶりにビットコイン買い増しを実施
ビットコイン続落
エルサルバドル政府は5月10日、ビットコイン(BTC)の買い増しを発表した。
エルサルバドルのNayib Bukele大統領は10日にツイッターで買い増しの発表を行い、「500BTCのビットコインを取得平均価格30,744で押し目買い(ディップ買い)した」と説明している。
今回は、1月22日以来の買い増しとなる。前回は取得平均価格36,600ドルで410BTC購入。今回の購入分を含めて、同国が保有するビットコインは2,301BTCに上る。
ビットコインは9日の大幅下落に続き、前日比-8%以上の下落幅を記録。一時的に3万ドルまで落ちていた。
下落の背景には、米国株式市場の大幅安やステーブルコインUSTの急落などがあると見られる。現在、USTは0.9359ドルで取引されており、1ドルという基準値から乖離している。
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