ビットコインで住宅購入、米国の初事例
65,000ドルの物件
米国で初めて暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)による住宅の購入が確認された。
地元メディアThe Courier Journalの報道によると、購入された物件はケンタッキー州ルイビル市にあるもので、65,000ドル(約850万円)に相当する金額で取引された。
取引については、ビットコインのブロックチェーン上で行われたため、0.7ドル(約91円)の取引手数料で済んだという。
購入者はThe Courier Journalの取材で「ビットコインにはたくさんの使い道があり、今はまだその初期段階だと思う」と話した。また、売り手のMillennial Title CompanyのChip Ridge社長は「2~3年後には、住宅購入にビットコインを使うことがもっと一般的になっている」と予測している。
ルイビル市のは米国における初めてのビットコインでの物件購入事例となるが、先週6日には、欧州ポルトガルでもビットコインによる物件の初購入事例が報じられた。
この事例では、ポルトガルのブラガ市にあるアパートが3BTCで購入されたもの。取引はユーロを介さずにビットコインのみで行われたという。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します