米グレースケール、欧州で仮想通貨ETPをローンチ
欧州進出
米最大手暗号資産(仮想通貨)投資企業グレースケールは16日、欧州進出 に向けて初の仮想通貨ETP(上場取引型金融商品)をローンチする予定を発表した。
このETPは、2月にブルームバーグとともにローンチした指数「Bloomberg Grayscale Future of Finance Index」のパフォーマンスを追う「Grayscale Future of Finance UCITS ETF」というもので、主には仮想通貨取引所やマイニング企業、資産管理会社、ブロックチェーン技術企業の株式に投資。
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また、ETPの上場先は、ロンドン証券取引所、イタリア証券取引所、およびドイツのクセトラだ。
グレースケールは今年の2月に、上述の指数に基づく上場投資信託(ETF)「Grayscale Future of Finance ETF」をニューヨーク証券取引所のArcaに上場させた。「Grayscale Future of Finance UCITS ETF」は、それの欧州版になる。
ETPとは
上場投資信託(ETF)、上場投資証券(ETN)、コモディティ上場投資信託(ETC)など、取引所に上場し特定の指標の値動きに連動する運用成果を目指す金融商品の総称。(野村証券引用)
現在、欧州ではさまざまな銘柄の仮想通貨ETPが取引可能になっている。ビットコインやイーサリアムのほか、カルダノ(ADA)やXRP(リップル)、ソラナ(SOL)、ポルカドット(DOT)のETPもドイツやスイスの証券取引所に上場している。
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