今週のニュース
一週間(5/7〜5/13)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、暗号資産(仮想通貨)テラ(LUNA)の価格が暴落したことと、ステーブルコイン「テラUSD(UST)」のペッグが外れたことに関するニュースが最も関心を集めた。
仮想通貨市場については、LUNAとUSTの問題に加え、ビットコインが昨年の最安値割り込んだことを書いたレポートが一番読まれている。
テラ関連の記事以外では、越境ECサイト「SBI Motor Japan」がビットコイン(BTC)とXRPの決済に対応したニュースの注目度も高かった。
今週のニュースランキング
1位:無担保型ステーブルコインUST(TerraUSD)の価格が急落、仮想通貨市場で懸念広がる(5/9)
Terraform Labsが発行するUSTは7日、一時0.985ドルまで価格が下落。米ドルとのペグが崩壊すれば、準備金として保有するビットコインへの影響やUSTを担保にするDeFi(分散型金融)への波及も考えられることから懸念が広がった。(記事はこちら)
2位:バイナンス、LUNAの証拠金取引を取扱廃止(5/13)
仮想通貨取引所バイナンスは12日、LUNAの証拠金取引の廃止について発表。日本時間13日0時に「LUNA USDT-Margined Contract」という無期限先物取引の廃止を実施すると説明した。(記事はこちら)
3位:ビットコイン急落で3万ドル割れ、取引の注目データをプロが考察|仮想NISHI(5/10)
ビットコイン価格が3万ドルまで下落したマーケットをとりまく内部・外部環境の動きを、暗号資産取引所SBI VCトレードのクリプトアナリスト「仮想NISHI」氏が様々な指標をもとに解説した。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:ビットコインの下落止まらず昨年最安値割り込む、USTの影響でLUNA下落率は前週比-99%に(5/12)
CPI(米消費者物価指数)発表と前後して金融市場の荒れ模様が続き、仮想通貨市場ではビットコインが再び暴落。27,000ドル台まで下落した。渦中のUSTに関連し、LUNAの下落率は前週比-99%に達した。(記事はこちら)
2位:仮想通貨市場で1000億円規模の大量ロスカット ビットコイン3万ドル節目を割り込む(5/10)
米ナスダック株式市場の暴落を受け、相関強める仮想通貨相場も全面安に。デリバティブ市場では大規模ロスカットが発生、ビットコイン価格は3万ドルの心理的節目を割り込んだ。USTのディペッグも懸念されている。(記事はこちら)
3位:テラ(LUNA)・UST問題をHashHub平野CEOが解説、ビットコイン急落の背景は|CONNECTV・動画解説(5/12)
ビットコインをはじめとした仮想通貨の急落要因と、LUNA暴落に関連するUSTのペッグが外れた問題の影響について、有識者であるHashHubの平野淳也CEOが解説した動画を紹介。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
バイナンス、一部のLUNA通貨ペアを廃止へ(5/13)
バイナンスは13日、一部のLUNA、UST通貨ペアを廃止することを発表した。廃止対象となったのは、現物取引、クロスマージン取引、分離マージン取引、および先物取引における通貨ペア。(記事はこちら)
越境ECサイト「SBI Motor Japan」ビットコインとXRP決済に対応へ(5/9)
SBI Africa株式会社は9日、「SBI Motor Japan」が仮想通貨決済に対応したことを発表。利用可能になった銘柄は、ビットコインとXRPである。(記事はこちら)
仮想通貨取引所バイナンス、新規銘柄を上場(5/9)
バイナンスは9日、Lido DAO(LDO)の新規取り扱い開始を発表。LDOはLido DAOのガバナンストークンである。(記事はこちら)
米マイクロストラテジー、ビットコイン含み損が400億円以上に(5/13)
米上場企業マイクロストラテジー社は、保有するビットコインで、400億円以上の含み損を出していることがわかった。同社は現在、129,218BTCを保有している。(記事はこちら)