テラ関連のLFG、75億円相当のAVAXの利用計画を示す

「利用計画なし」か

暗号資産(仮想通貨)テラ(LUNA)の非営利組織である「Luna Foundation Guard(LFG)」は保有する約200万枚のアバランチ(AVAX)トークンの利用について、当面の間計画がないとのことがわかった。

LFGは当初、ステーブルコインUSTの価格の裏付けのため、ビットコインのほかにもAVAXを取得。保有するAVAX(1,973,554枚)は現在の価格で約75億円に相当。

USTのディペッグを受け、LFGは先週、本来保有していた80,394BTCのビットコインの多くを清算し、313BTCだけ残っている。

現在はテラブロックチェーンの復興計画をめぐってコミュニティ投票が実施されている最中で、LFGが大量のAVAXが今後売却される可能性が懸念されているようだ。

アバランチは20日、LFGとテラフォームラボから得た回答を公式SNSで公表。それによると、テラフォームラボは以前、100万枚強のAVAXを購入したが、一年のロックアップ期限が設けられている。また、テラブロックチェーンのハードフォーク計画がある中で、LFGは保有するAVAXを利用する計画がないと明示したという。

仮に今後LFGがAVAXを売るとすれば、アバランチ財団はLFGと取引の戦略を調整することになると説明した。

現在、テラコミュニティはDo Kwon氏が先日提案したハードフォーク案について投票中。現時点では約79%が「賛成」に投票している。

関連「アルゴリズム型ステーブルコインなしでフォークする」 LUNAの復興プラン2が投票へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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