仮想通貨取引所FTX、新LUNAエアドロップの詳細発表 入出金タイミングは後日告知
受け取りトークン量は条件で変動
大手暗号資産(仮想通貨)取引所のFTXは27日、先日対応を発表したLUNAのエアドロップについての詳細を発表した。
ユーザーがエアドロップで受け取れるトークンの量は、テラ・クラシック(旧テラ)で保有していたトークンの種類や保有期間、数量によって変動する。
FTXはLUNAに関連するトークンのティッカーシンボルの再設定も実施。詳細は以下の通りだ。
- 旧LUNA(テラ・クラシック)=LUNC
- 旧UST(テラ・クラシック)=USTC
- 新LUNA(テラ2.0)=LUNA2
攻撃前と攻撃後のスナップショット
保有期間については、5月7日(攻撃前)と5月26日(攻撃後)にスナップショット実施され、それぞれの期間のユーザーを区別して扱う。
攻撃前のユーザーには、全LUNA2のうち35%が配布される。
保有している旧LUNAが1万トークン数未満の場合、エアドロップの発生時に30%が即座にアンロックされ、残る70%は6ヵ月のクリフ期間後、2年間に渡り段階的に配布されていく
旧LUNAの保有数が1万以上かつ100万未満のケースでは、1年間のクリフ期間の後、2年間に渡り段階的に配布される。
旧LUNAの保有量が100万を超えている場合は、1年のクリフ期間後、4年間、段階的に配布されていく。
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攻撃後のユーザーには、LUNA2の10%が旧LUNAの保有者に、15%が旧USTの保有者に分配される。
エアドロップされたトークンは、ドロップ時に30%がアンロックされ、残る70%は6ヵ月のクリフ期間後、2年間の権利が確定する。
入出金の時期は後日告知
FTXは、LUNA運営側がFTXへのLUNA2の配布を完了した後、31日までに初期ロック解除した同トークンを配布する。出金・入金が可能となるタイミングは、後日発表される予定だ。
なお同取引所は、攻撃前のスナップショット時に旧LUNAのスポット借入・貸付市場プログラムを提供していた。
よって、各ユーザーが権利を有するLUNA2のトークン数が、スナップショット時にユーザーが保有していた旧LUNAと直接比例しない場合があると警告している。この問題には、FTX側が調整で対応することが告知されている。
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FTXのほか、バイナンスやクラーケン、OKXなどの海外取引所もテラ2.0エアドロップの対応を行う予定で、上記の詳細に類似するものだ。
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