Web3大手アニモカ、「MotoGP」グランプリのタイトルスポンサーに就任 アラゴンとオーストラリアGPのスポンサーに就任

Web3企業アニモカがタイトルスポンサー就任

2輪モータースポーツの最高峰「MotoGP」の商業権を所有するドルナスポーツは8日、香港のWeb3大手企業アニモカブランズ(以下アニモカ)が、スペインとオーストラリアで開催されるグランプリ(レース)で、タイトルスポンサーを務めることを発表した。

アニモカは、NFT(非代替性トークン)ゲームやブロックチェーンなど多数の分野で事業を展開しており、「ザ・サンドボックス(SAND)」など多数の企業への出資も行なっている企業だ。

今回のスポンサー就任により、アラゴン(スペイン)GPは「Gran Premio Animoca Brands de Aragon」、オーストラリアGPは「Animoca Brands Australian Motorcycle Grand Prix」となる。

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発表によると、アニモカとMotoGPのタイトルスポンサー契約の期間は2年間。2023年には、さらに2つのグランプリで、タイトルスポンサーを務める予定だという。

Web3とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。

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NFTゲームを展開中

アニモカは19年にMotoGPとグローバルライセンス契約を締結。20年から、公式ライセンスを受けたNFT(非代替性トークン)ブロックチェーンゲーム「MotoGP™Ignition」を展開している。

本作は、ERC-20規格のREVVトークンを決済に採用し、FLOWブロックチェーンを使用している。プレイヤーはNFTカードパックを購入し、開封することで各NFTを入手できる。またコレクションする以外にも、「レジェンド」機能を使うことで、他プレイヤーとのレースで使用することが可能だ。

同社は2輪以外のモータースポーツ関連のブロックチェーンゲームも積極的に展開しており、4月にはモータースポーツ「フォーミュラ・ドリフト」との提携と、ドリフトを題材にしたブロックチェーンNFTゲーム「Torque Drift 2」の開発を発表。

また、ライセンス切れによって終了したものの、3月までは、「フォーミュラワン」1の公式ライセンスを取得したブロックチェーンゲーム「F1® Delta Time」を運営していた。

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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