NFT電子市場大手OpenSea、「Seaport」移行へ

ガス代は約35%節約可能

大手NFT電子市場OpenSeaは14日、オープンソースの新NFT(非代替性トークン)売買プロトコル「Seaport」にプラットフォームを移す計画を発表した。

SeaportはOpenSeaが5月に発表したオープンソースのプロトコルで、ユーザーがさまざまな形式でNFTを購入することを可能にし、投げ銭機能などに対応するものだ。

関連OpenSea、新たなNFTプロトコル「Seaport」をローンチ

Seaportの主な改善点は手数料の削減だ。新規ユーザーの口座開設手数料を無くし、トランザクションにおけるガス代は「約35%」節約可能。2021年のデータをもとに、全体で622億円(138,000ETH)に相当するガス代の節約になるという。

Seaportの主な特徴は以下通りだ。

  • ガス代を引き下げる
  • 一つのNFTコレクションや特定の特徴(traits)にオファーできる
  • 新規ユーザーの口座開設手数料を無くす
  • ウォレットにおける取引確認時の署名プロセスをよりわかりやすくする

なお、OpenSeaはSeaportのコードを管理・運用しているわけではなく、単にその上に構築していると説明した。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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