複数電子市場で利用可能
米金融大手マスターカードは9日、複数のNFT電子市場でカードによる購入ができるようになったことを発表した。
マスターカードはWeb3を大衆に普及させる目的として、Immutable X、Candy Digital、ザ・サンドボックス(SAND)、Mintable、Spring、Nifty Gateway及びWeb3インフラプロバイダーのMoonPayと連携し、利用可能にしたという。
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MoonPayは4月に大手のOpenSeaと提携し、ビザ、マスターカード、Apple Pay、Google Payなどを介して、OpenSeaでNFTの直接購入に対応することを発表した背景がある。
マスターカードはNFT市場での対応の重要性について、「NFT電子市場は、アートからスポーツ、ビデオゲーム、コレクターズアイテム、メタバースプラットフォームにおいて2021年に3兆円以上の売上を上げて、NFT分野を急成長させた」としている。
なお、マスターカードは4月にNFT市場やメタバースでの決済や商取引などに関連する15件の商標登録を申請したことも明らかになっている。