「Seaport」とは
大手NFT電子市場OpenSeaは20日、オープンソースの新NFT(非代替性トークン)売買プロトコル「Seaport」をリリースした。
このプロトコルは、ユーザーがさまざまな形式でNFTを購入することを可能にするものだ。例えば、一つのNFTを取得するために、別のNFTとイーサリアム(ETH)を合わせてオファーするといったことが可能。
また、NFTコレクションを問わず、NFTの具体的な特徴(traits)のみで購入する選択肢が実装されており、投げ銭機能にも対応している。
発表によると「最初のオファーよりも投げ銭を多くしない限り、出品を完了するときに追加の考慮項目を含めることができる」という。
OpenSeaは現在、NFT電子市場ランキングにおいて出来高が最も高く、46億円を超えている。それに次ぐのは、ソラナ基盤のNFT電子市場「Magic Eden」で約7億円に達している。
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