資産運用企業21Shares、「仮想通貨の冬」に適したETPをローンチ

低い経費率を提供

スイスを拠点にする資産運用企業21Sharesは29日、「仮想通貨の冬」に適したETP(上場取引型金融商品)をローンチした。

「21Shares Bitcoin Core ETP(CBTC)」というETPは21Sharesが現在の弱気相場に合わせてローンチしたシリーズ第一号の商品で、スイスのSIX取引所に上場している。今後は他のETPもローンチする計画をしている。

「仮想通貨の冬」でも投資家がビットコイン(BTC)にエクスポージャーを持てるために、CBTCは従来のETPより経費率が低くなっている。21Sharesは経費率を0.21%と設定し、運用コストを補うために、完全担保の形でCBTCの裏付け資産であるビットコインを貸し出す仕組みを取る。

投資家はCBTCのシェアをビットコイン(BTC)に換金することができるという。

21Sharesは今年の下半期にも、「仮想通貨の冬」に適した長期的投資のための低コストな商品をリリースする予定だ。

同社は5月にオーストラリアでビットコインとイーサリアムのETPをローンチしていた。また、欧州では30種類の仮想通貨ETPを提供している。

関連21Shares、ザ・サンドボックス(SAND)のETPをローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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