WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

韓国当局、ビッサムに一部営業停止の暫定通告  CEOに対する処分も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • KYC怠り営業停止6か月の暫定通知
  • 上場法人の仮想通貨取引は解禁へ

ビッサムに制裁の事前通知

韓国の金融情報分析院(FIU)は、暗号資産(仮想通貨)取引所ビッサムに特定金融情報法違反による制裁で事前通知した。地元メディアが10日に報じた。

当局は、ビッサムが海外の未登録の仮想通貨事業者との取引や、顧客身元確認義務(KYC)を怠った点などを問題としている。6か月間の一部営業停止やCEOの懲戒処分などを暫定的に通告した。

同社のイ・ジェウォンCEOは今後、再任や将来の役職が制限される可能性もある。一方、ビッサムの関係者は、今回の通知はあくまでも暫定的なものだとして、次のようにコメントした。

今回の制裁措置は確定したものではなく、内容を見直して調整が行われる可能性もある。業務の制限は、新規会員による仮想通貨の送金と出金にのみ適用されるものだ。

報道によると、ビッサム既存ユーザーによるウォンや仮想通貨の入出金・取引は通常通り行えるとみられる。

金融当局は、ビッサムに対する制裁内容を決定するため、今月中に審査委員会を開催する予定だ。

ビッサムは2月、実際に同取引所が保有する量を大幅超過する6.8兆円相当のビットコイン(BTC)を顧客に誤って送金し、問題になっていた。国会議員からは、検査でシステム欠陥を見逃していたとして金融当局を追及する声も上がっている。

関連:韓国ビッサムの「ゴーストコイン」事件、金融当局の監督体制欠陥を国会議員が追及

規制の一方、上場法人の取引解禁も準備

韓国の当局は最近、仮想通貨業界のコンプライアンス(法的順守)に関して、一連の取り締まりを行っているところだ。

金融情報分析院は昨年、今回と同様の件で、国内取引所アップビットに対して、一部営業停止3か月と罰金352億ウォン(約38億円)を科している。また、コービットも今年初めに、罰金27億3,000万ウォン(約3億円)を科された。

その他、ゴーパックスとコインウォンについても、現在制裁手続きが進行中である。

その他に、韓国の金承源(キム・スンウォン)議員は、投資インフルエンサーが推薦する銘柄やコインについて、自身の保有状況や報酬を開示させる法案を準備していると伝えられる。

同議員は、利益相反や不適切な情報提供による投資家被害の防止が目的だと説明した。

一方で、仮想通貨の後押しにつながる動きもみられる。例えば、韓国の金融委員会は上場法人による仮想通貨取引を解禁するガイドラインを策定しているところだ。

上場法人や専門投資登録法人が、投資・財務目的で仮想通貨を取引する場合の基準を定めるものとなる。なお、ステーブルコインについては現行の外国為替取引法との矛盾があり、対象外とする方針だ。

関連:韓国、法人の仮想通貨投資にステーブルコイン含めず 金融当局がガイドライン策定

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/10 水曜日
07:30
3メガ銀、2026年度中に共同でステーブルコイン発行の方針
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクは、2026年度中にステーブルコインを共同発行する方針であることがわかった。他の金融機関との連携拡大も視野に入れている。
06:55
米国ビットコイン現物ETF、6月8日に146億円の純流出 流出続くも複数ファンドで流入分散
米国のビットコイン現物ETFは6月8日、9,137万ドルの純流出を記録した。ブラックロックのIBITが2億3,300万ドルの流出を主導した一方、アーク・インベストメントとフィデリティの各ファンドは流入を確保した。
06:20
ウォーレン米議員がCFTC議長に書簡、仮想通貨規制後退と政治介入を追及
ウォーレン上院議員は6月5日、CFTC議長セリグ氏に書簡を送付し、人員削減や執行件数の急減、トランプ一族と規制対象企業の利益相反について詳細な説明を求めた。
05:40
米下院歳入委が仮想通貨課税公聴会を開催中、6本の税制法案を審議
米下院歳入委員会が9日、仮想通貨課税に関する立法公聴会を開催し、マイニング・ステーキングの課税繰延やウォッシュセール規制の適用など6本の法案草案を審議。クラリティー法の上院協議と並行して、米国の仮想通貨税制の枠組みが本格的に議論されている。
05:00
enishがビットコイン全量売却、ソラナ戦略強化でSOLプラネットと協議開始
東証上場のゲーム会社enishは9日、保有する8.063BTCを全量売却したと発表した。得た資金をソラナを活用したアクティブ・トレジャリー事業に充て、国内ソラナ支援企業のSOLプラネットとの協議も開始。
06/09 火曜日
18:00
シティ、トークン化資産170億ドルから5.5兆ドルへ 2030年試算
シティ・インスティテュートが6月公表のレポートで、トークン化資産市場が2030年にベースケースで5.5兆ドルに達すると試算。DTCCやNYSEなど主要インフラが本格整備に動き出した背景と、ステーブルコイン規制整備が果たす役割を読む。
16:55
ジーキャッシュ、Ironwoodのコンセンサスルール確定 7月有効化へ前進
ジーキャッシュ開発者のショーン・ボウ氏がIronwoodアップグレードのコンセンサスルール変更を公表。旧Orchardプールへの新規入金を新プールへ自動転送する仕組みが確定し、7月末の有効化に向けて実装フェーズへ移行。ZECは安値比約55%反発し、467ドル台で推移している。
15:19
米トップ大学の研究者25名が分析、AIと仮想通貨の融合に広がる「5つの誤解」
ブロックチェーン研究の権威であるIC3が、25名の研究者によるAI×仮想通貨の大規模な調査論文を公開した。生成AI時代におけるAIと仮想通貨の相互関係を体系的に整理した包括的な分析で、学術界と実業界の双方が取り組むべき課題を明示した。また業界で広まる5つの誤解を指摘し、今後の研究課題も解説している。
14:48
SBI新生銀行、預金利息の2割相当を仮想通貨で付与 今秋に常設化=日経
SBI新生銀行がSBI VCトレードと連携し、預金残高に応じて仮想通貨を付与する常設サービスを今秋に開始する方針を明らかにした。利払い額の2割相当をBTC・ETH・XRP交換券で受け取れる仕組みで、6月10日から3カ月間の先行キャンペーンで効果を検証する。
13:10
バイナンスジャパン、BNB還元カードの利用動向を公開 月平均利用回数が業界平均を上回る
バイナンスジャパンが仮想通貨BNBを還元する『Binance Japan Card』の利用動向を発表した。アクティブユーザーの月平均利用回数は業界平均を上回り、日常使いが浸透していた。
11:27
アーサー・ヘイズ、AIバブルの崩壊シナリオを分析 HYPEなど4銘柄売却しBTC・ETHは保有継続
ビットコインファンドMaelstromのアーサー・ヘイズ氏が6月8日付レポートで相場観を公開。AIバブル崩壊がBTCを道連れにする短期シナリオを提示し、HYPEやNEARなどアルトを売却済みと明かした。油価上昇・AI課税リスク・3大AI IPOを「3つの針」と位置付ける分析を読む。
11:25
メタマスク、AIエージェント向けウォレットをローンチ
仮想通貨ウォレットのメタマスクは、AIエージェント向けのウォレッをローンチ。イーサリアムやハイパーリキッドなど25超のチェーンに対応し、早期アクセスプログラムを開始した。
11:00
FTX前CEOサム氏、トランプ大統領に恩赦嘆願書を提出
FTX前CEOサム・バンクマン=フリード氏がトランプ大統領への恩赦嘆願書を提出した。即時釈放ではなく刑期満了後の公民権回復を求める内容だ。同氏は再審請求も行っている。
10:45
10:10
米投資銀行、ビットコインの「退屈サイクル」は価値保存論を損なわず
米投資銀行バーンスタインは、2026年にビットコイン現物ETFが26億ドルの純流出を記録した一方、企業財務による購入が流出を補い、長期的な価値保存論は維持されているとの見方を示した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧