SANDのETPが30番目となる
スイスを拠点にする資産運用企業21Sharesは7日、暗号資産(仮想通貨)「ザ・サンドボックス(SAND)」の上場取引型金融商品(ETP)が上場したことを発表した。
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上場先はパリおよびアムステルダムの証券取引所Euronext(ユーロネクスト)。これで同社が提供する仮想通貨関連のETPは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などさまざまな銘柄を含め30種類に達した。
21Sharesは2月にも「ディセントラランド(MANA)」と「FTXトークン(FTT)」のETPを上場させていた。同社の運用資産額が3,700億円(約30億ドル)近くまで達している。
仮想通貨ETPは機関投資家から需要の高い仮想通貨関連商品で、バンカメやUBS銀といった大手金融機関も富裕層クライアントにそれらに投資するアクセスを提供している。
ETPとは
上場投資信託(ETF)、上場投資証券(ETN)、コモディティ上場投資信託(ETC)など、取引所に上場し特定の指標の値動きに連動する運用成果を目指す金融商品の総称。(野村証券引用)
現在、欧州ではさまざまな銘柄の仮想通貨ETPが取引可能になっている。ビットコインやイーサリアムのほか、カルダノ(ADA)やXRP(リップル)、ソラナ(SOL)、ポルカドット(DOT)のETPもドイツやスイスの証券取引所に上場している。
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