セルシウス、再建のために弁護士を雇い直す
未だ出金停止
仮想通貨融資プラットフォームCelsius Network(セルシウスネットワーク)は財務再編のために、新たな弁護士を雇っている。米WSJが報じた。
同社は6月13日に「極端な市場変動」を理由に顧客資産の引き出し、スワップ、口座間の送金の一時停止を発表した直後、財務再編に向けて法律事務所Akin Gump Strauss Hauer & Feld LLPを雇い、財政問題の解決策を模索することが報じられた。以降セルシウスは顧客の出金を停止しながら、MakerやAaveといった融資プラットフォームの債務を返済開始。
セルシウスは今回、法律事務所Kirkland & Ellisに交代させ、担当弁護士が破産申請を含む選択肢について助言する。Kirkland & Ellisは先週破産申請を発表したVoyager Digital社も担当している。
セルシウスは未だ出金再開の目処に関する計画を提示していない。一方、The Blockが入手した情報筋の内容によると、同社は長期化する破産手続きを避けることを望んでいるという。
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