コインベース、仮想通貨5銘柄の上場実施へ
5銘柄の取引開始へ
大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは20日、新規5銘柄の上場を開始する方針を発表した。
対象銘柄はGnosis(GNO)、Metal(MTL)、SwftCoin(SWTFC)、Sylo(SYLO)とArcblock(ABT)の5通貨(全てERC-20規格の)。取引は22日午前1時(日本時間)に開始する見込みだ。
取り扱いペアは以下の通り。流動性が一定量に達し次第、取引を開始する。
- ノーシス(GNO)/米ドル(USD)
- ノーシス(GNO)/テザー(USDT)
- メタル(MTL)/米ドル(USD)
- メタル(MTL)/テザー(USDT)
- スイフトコイン(SWFTC)/米ドル(USD)
- スイフトコイン(SWFTC)/テザー(USDT)
- サイロ(SYLO)/米ドル(USD)
- サイロ(SYLO)/テザー(USDT)
- アークブロック(ABT)/米ドル(USD)
- アークブロック(ABT)/テザー(USDT)
なお、スイフトコインとサイロ、そしてアークブロックの3銘柄については、取引はコインベースのExperimental labelで行われる。
対象銘柄の解説
ノーシス(Gnosis)はイーサリアム(ETH)エコシステム向けの分散型インフラ。オークションやカストディ、流動性マイニング、予測市場など多数のプロダクトを提供。独自通貨のGNOはガバナンストークンおよびユーティリティトークンとなっている。
メタル(Metal)は仮想通貨を活用する決済に特化したブロックチェーン・プロジェクト。独自通貨のMTLは同プラットフォーム内の決済などで活用される。
スイフト(SwftCoin)は多数の仮想通貨を取り扱うステーキングやレンディング、スワップ、決済およびウォレット機能を提供するプラットフォーム。SWFTC保有者には手数料の割引などの特典が付与される仕組みを持つ。
サイロ(Sylo)は分散型コミュニケーション機能を兼ね備える仮想通貨ウォレット。SYLOトークンは同ウォレットのユーティリティトークンで、ユーザー間の決済手段として利用可能だ。
アークブロック(Arcblock)はブロックチェーン技術とクラウド・コンピューティングを活用したdAppsの開発に特化したプラットフォーム。ARCは同エコシステム内の決済手段となっている。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します