米ブローカー最大手チャールズ・シュワブ、仮想通貨関連ETFを提供へ

Charles Schwab初の仮想通貨関連ETF

米最大手投資ブローカーCharles Schwabは暗号資産(仮想通貨)に関連するETF(上場投資信託)をローンチする予定を発表した。

ETFは「Schwab Crypto Thematic ETF」というもので、8月4日にニューヨーク証券取引所のArcaに上場する予定。

このETFはCharles Schwabが独自で構築した指数「Schwab Crypto Thematic Index」をトラッキング。ファンドは仮想通貨銘柄に直接投資せずに、仮想通貨やその他のデジタル資産への投資や取引(マイニングやステーキングなど)のためのコンセンサスメカニズムの検証を直接または他者に促し、商品やサービスの売買に仮想通貨やその他のデジタル資産を使用できるようにし、新しいブロックチェーンのアプリケーションの開発、配布、実装を行う業界企業の株式に投資するという。

Charles Schwabは今年の6月末時点で、一任ベースで5,700億ドル強、非一任ベースでは344億ドルに相当する資産を運用している金融大手だ。

なお、米国ではCharles Schwabが今回上場させる予定のETFに類似したETFは既に複数存在している。今年の4月に米資産運用大手のブラックロックはブロックチェーン企業・仮想通貨マイニング・仮想通貨取引・マイニングシステム・ビデオマルチメディア半導体の企業の株式で運用されるETFをArcaに上場させた。

関連米ブラックロック、仮想通貨関連ETFをローンチ

ETFとは

「Exchange Traded Fund (上場投資信託)」の略。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。ビットコインやイーサリアムのETFがローンチされている国もあるが、米国では申請が承認された事例はない。

▶️仮想通貨用語集

関連米国初の「ビットコイン先物ETF」上場で今後の影響は|先物の元プロが解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

コメントしてBTCを貰おう

合わせて読みたい注目記事

新着ニュースをチェック

速報

新着記事

人気記事ランキング